
今回ご紹介する男前ハリウッド俳優は『デイン・デハーン』
男前俳優として売り出され、後に「アメイジング・スパイダーマン2」のグリーン・ゴブリン役で一躍名前を世に知らしめた彼。
ですが、近年では映画好きしか観ないような濃厚な映画に出演してファンを黙らせてきたのは最近の話。
完全に名前と顔が一致せずに忘れ去られていますが、演者としては最高のハリウッド俳優の1人です。
そんなデイン・デハーンを堪能できるおすすめ映画を、簡単な内容と魅力をふまえて紹介させていただきます。
ちなみに他の若手おすすめ俳優として「早口の帝王!『ジェシー・アイゼンバーグ』のオススメ映画8作品。」や「イギリス系俳優!『アーロン・テイラー=ジョンソン』がとにかく熱い映画5本。」なども記事で紹介しておりますので、是非そちらもご覧下さい。
さぁ、デハーンの狂気に立ち向かおうか。
『デイン・デハーン』とは?
1986年2月6日生まれのハリウッド俳優。
2008年にブロードウェイで俳優デビューしたのがきっかけであり、後にTVシリーズ「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」などに出演し男前と演技力の評価を高める。
2011年に初主演作である「クロニクル」が全米で大ヒットしてブレイク。
そして流れる様にスピルバーグ監督作品の「リンカーン」にも、脇ではあるが出演を果たす。
一番の知名度を上げたのが2014年に公開された「アメイジング・スパイダーマン2」で主人公の親友であるハリー・オズボーン(グリーン・ゴブリン)役に大抜擢され名を知らしめる。
後に2015年「ディーン、君がいた瞬間」、さらには2016年「キュア 〜禁断の隔離病棟〜」、そして2017年「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」などで主演作品を務めた。
2019年には「スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー」ではビリー・ザ・キッドを演じ、今までにみたことがないデハーンを堪能することができる。
というより、予告を観ただけで“今まで観たデハーンの中では最上級に男前”が感じ取れるはず。内容も秀逸。
『クロニクル』(2012年)
一般の高校生が、突然に超能力者として目覚めたことから人生が一変するSF作品。
監督にはジョシュ・トランクが務め、主演にみんな大好きデイン・デハーン、そして脇にはアレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダンという当時の若手が面を構えている。
原題 | CHRONICLE |
年度 | 2012年 |
時間 | 84分 |
ジャンル | SFアクション |
監督 | ジョシュ・トランク |
出演 | デイン・デハーン |
アレックス・ラッセル | |
マイケル・B・ジョーダン |
クロニクルはおすすめ。デハーンがブレイクするキッカケじゃないかな。青春映画と思いきや途中で一変する。 https://t.co/loskiOH1fx
— 軍師・ T 河 (@hakuyaku1014) December 2, 2020
『クロニクル』内容
突然と超能力を手にした高校生である、アンドリュー(デイン・デハーン)、マット(アレックス・ラッセル)、そしてスティーヴ(マイケル・B・ジョーダン)は、この能力を証明する為にビデオで録画することにした。
最初は他人が噛んでいるガムを口から取り出す行為や、スカートめくりなどジョーク交じりに活用していた。
そんな時、一台の車がクラクションを鳴らしながら煽ってきた。それにイラっとしたアンドリューが、超能力で車をスリップさせてしまう。
それを機に彼は超能力を乱発し、思わぬ方向へと進んで行くお話。
『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)
『アメイジング・スパイダーマン』の二作品目。
監督は前作同様にマーク・ウェブが務めている。
主演にはアンドリュー・ガーフィールドを置き、ヒロインにはエマ・ストーン、そして主人公のライバル役にデイン・デハーンが登場。
ちなみにジェイミー・フォックスがひたすら青いのは愛嬌そのもの。
原題 | THE AMAZING SPIDER-MAN 2 |
年度 | 2014年 |
時間 | 143分 |
ジャンル | SFアクション |
監督 | マーク・ウェブ |
出演 | アンドリュー・ガーフィールド |
デイン・デハーン | |
エマ・ストーン | |
ジェイミー・フォックス | |
ポール・ジアマッティ |
『アメイジング・スパイダーマン2』ああ、陰鬱(さらに自暴自棄で強気!)なデイン・デハーンってほんっとに美しいわ!というか陰があるのが、デハーンなんだな。デコのあがり具合もたまらないバランス…
— 紫波 (@shiwa_t) August 25, 2017
『アメイジング・スパイダーマン2』内容
『スパイダーマン』として町の平和を守っていた、ピーター(アンドリュー・ガーフィールド)。
そんな時に、旧友のであるハリー・オズボーン(デイン・デハーン)がN.Y戻ってきたのが事件の始まり。
彼の充足していた生活が微妙に変化が生まれてきてしまう。
そんなゴタゴタの中で、パワードスーツを装着した”ライノ”(ポール・ジアマッティ)、されには人間発電機”エレクトロ”(ジェイミー・フォックス)という敵が出現。
追い打ちをかけるように、怪人”グリーン・ゴブリン”も襲いかかりてんやわんやするお話。
『ディーン、君がいた瞬間(とき)』(2015年)
『エデンの東』で有名なハリウッドのレジェンド「ジェームズ・ディーン」と天才写真家「デニス・ストック」友情青春ドラマ。
初主演作である『エデンの東』の鑑賞した、写真家のデニスがジェームズに密着した友情ドラマを映し出します。
監督には写真家でもありアントン・コービンが務め、主演のジェームズ役をデイン・デハーン、デニスにはロバート・パティンソンが演じている。
原題 | LIFE |
年度 | 2015年 |
時間 | 112分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | アントン・コルベイン |
出演 | デイン・デハーン |
ロバート・パティンソン | |
ジョエル・エガ―トン | |
ベン・キングスレー |
「ディーン、君がいた瞬間」観賞。あの雨のニューヨークを歩くジェームズ・ディーンを撮影した、デニス・ストックとディーンを描いた作品。存在は知ってたけど、パティンソン氏に当時興味なかったからね…未見でしたよね。デハーンのジミーは全然似ていないのに、なんとなく納得してしまう良さがあった
— 💙꧁𝕋𝕒𝕞𝕚𝕜𝕚𝕝𝕚꧂❤️ (@tamiki) November 2, 2020
『ディーン、君がいた瞬間(とき)』内容
時は1955年。
写真家のである、デニス・ストック(ロバート・パティンソン)はある映画監督の主催パーティーでジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)に出会う。
初主演作『エデンの東』を鑑賞し、その演技に感銘を受けたデニスは、彼のフォトエッセイを撮ることを決意するお話。
『キュア ~禁断の隔離病棟~』(2016年)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで有名なゴア・バービンスキー監督がデイン・デハーンを主演に据え、謎の秘密を抱える療養所で起きるサスペンススリラー。
脇役にはジェイソン・アイザックス、さらには元シャイアラブーフの妻ミア・ゴスがヒロインで出演している。
原題 | A CURE FOR WELLNESS |
製作 | 2017年 |
時間 | 147分 |
ジャンル | サスペンススリラー |
監督 | ゴア・ヴァービンスキー |
出演 | デイン・デハーン |
ミア・ゴス | |
ジェイソン・アイザック |
DAY 18【お気に入りの俳優が主演の映画】
『キュア』(2016/米独ル)
去る者は居ないという山奥の療養所に隠された秘密とは…?背景や小道具や構図が洗練されてて美しいのでグロい表現が際立ってて良い。デハーン主演且つ、父長制の崩壊を丁寧に描いてる映画なのでとても好き。#30DayFilmChallenge pic.twitter.com/jlX51IHcOR
— 𝕥𝕒𝕜𝕖 (@87zono1) December 27, 2020
『キュア ~禁断の隔離病棟~』内容
N.Yでの金融会社で働いているロックハート(デイン・デハーン)は、アルプスの療養所に出かけてから音信不通な社長を連れ戻すよう命じられる。
現地に到着し、社長との面会を求めるが取り合ってもらえずに仕方なくホテルに戻ることになる。
その途中に事故に遭ってしまい大怪我を負い、そのまま療養所に運び込まれる。
治療を受けている中で、この療養所の怪しい不審感を抱いき、彼は驚きの事実にたどり着くお話。
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』 (2017)
『レオン』のリュック・ベッソンが監督と脚本を務め、SFコミックを実写化。
宇宙平和を守っていたエージェントが、宇宙ステーションの裏の陰謀を暴く。
主演はもちろんこの人デイン・デハーン、ヒロインにはカーラ・デルヴィーニュ、脇役の重鎮クライヴ・オーウェンが共演している。
原題 | VALERIAN AND THE CITY |
OF A THOUSAND PLANETS | |
年度 | 2017年 |
時間 | 137分 |
ジャンル | SFアドベンチャー |
監督 | リュック・ベッソン |
出演 | デイン・デハーン |
カール・デルヴィ―ニュ | |
クライブ・オーウェン | |
リアーナ | |
イーサン・ホーク |
ヴァレリアン、自分的に全く好きな類じゃないからずっと後回しにしてたんだけど、デハーンが珍しくチャラいイケメン役で新鮮だし、カーラは可愛いし、リアーナはカッコいいしで、めちゃ楽しかった。
— ウラン🐮 (@uran7777777) October 26, 2020
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』内容
西暦2740年の近未来画舞台。
銀河をパトロールしていた連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は”アルファ”宇宙ステーションに降り立つ。
2人は、長い時間をかけては規模を広げている多種多彩な種族共存の惑星“千の惑星の都市”の繁栄を目にしてしまう。
だが、その都市計画には壮大な裏が隠れされていたお話。
『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』 (2019)
監督業もさらりとこなす俳優ヴィンセント・ドノフリオの西部劇作品。
追われている姉弟をめぐりながら、その周囲の人々の戦いを描く。
W主演としてイーサン・ホーク、さらにはデイン・デハーン、そしてクリス・プラットなど、中々な豪華な面子の話題作品。
原題 | THE KID |
年度 | 2019年 |
時間 | 100分 |
ジャンル | 西部劇 |
監督 | ヴィンセント・ドノフリオ |
出演 | イーサン・ホーク |
デイン・デハーン | |
クリス・プラット | |
ヴィンセント・ドノフリオ |
スリー・ジャスティス観始めたけど、ビリーザキッドのデハーンに保安官のイーサン・ホークって最高ですか。なんかデハーンが珍しくふくふくしてるけど気だるい感じがまたいいよ。クリプラも出てるけど今のとこ顔が髭に覆われていてクリプラなの?って状態。マグ7また観たいわ。 pic.twitter.com/w1aVuBbHUs
— PeColin🍭生きる (@peColin3) March 16, 2020
『スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー』 内容
父親の暴力に耐えてきた少年リオとその姉サラは父を射殺してしまい、叔父であるグラントに追われていた。
2人は伝説のアウトローである、”ビリー・ザ・キッド(デイン・デハーン)”と出会い、保安官パット・ギャレット(イーサン・ホーク)との激しい銃撃戦に巻き込まれるお話。
最後に。
顔はみたことがあるが、完全に忘れされられていると思われる男前俳優デイン・デハーン。
メジャーからマイナーまで出演をし、くすぶっている感じが最高に味が出ているのがたまらないですよね。
演技力は確かなものがあり、特に最近のビリー役での渋さがハリウッドファンには最高の贈り物。
もう一花咲かせてほしいのですが、このまま路線でも十分に魅力的。
紹介した映画以外にも、数々の作品に出演しておりますので良かったら鑑賞してください。
きっと彼の良さに気づくはずですよ。
ではでは!
デハーン推しまくりの魁堵(かいと)でしたー!