
若手から積極的に活躍して伸し上がって来た人と言えば皆さんご存し、『ジェシー・アイゼンバーグ』
あの独特のフェイスから解き放たれる早口のセリフ回し、
演技力と観るものを圧倒してきます。
そんな、アイゼンバーグの秀逸作品を簡単にご紹介したいと思います。
ちなみに他のハリウッド俳優として「筋肉モンスター!『ドウェイン・ジョンソン』が魅せるオススメ8作品映画。」、「正統派イケメン!『トム・ヒドルストン』が何かと気になるから、オススメ5作品」なども紹介しておりますので是非ご覧ください。
さぁ、早口で翻弄されてハマろうか。
早口の帝王『ジェシー・アイゼンバーグ』とは?
1983年10月5日生まれのハリウッド俳優。
1999年にTVビシリーズ『ゲット・リアル』で俳優デビューを果たしキャリアを積み、『Roger Dodger』でサンディエゴ映画祭での新人賞を受賞をし箔を付ける。
2004年にM・ナイト・シャマラン監督作品『ヴィレッジ』に出演し知名度を着々と上げて、2009年に ルーベン・フライシャー監督作品『ゾンビランド』で主演を演じ、ウディ・ハレルソン、エマ・ストーンと共演。この作品のヒットによりブレイクを果たす。
2010年にデヴィッド・フィンチャー監督作品『ソーシャル・ネットワーク』でアイゼンバーグ本人の転機になるぐらいの大ヒットになり、数々の賞を受賞し世界的スターに推し上げた。
2013年から続く『グランド・イリュージョン』シリーズ、2015年『エージェント・ウルトラ』などヒット作が続き、2016年に『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でレックス・ルーサーを演じ注目を浴びる。
2017年以降も積極的に映画に出演し、もはやハリウッド若手ナンバーワンと言っても過言でもないぐらいに前線を突っ走っている。
早口を添えて。
『ハンティング・パーティ』(2007年)
原題 | THE HUNTING PARTY |
製作年度 | 2007年 |
時間 | 103分 |
実在するジャーナリストの体験談ベースの社会派エンターテインメント。
主演の戦場リポーター役に「リチャード・ギア」、端役ならこの人「テレンス・ハワード」、更に若手テレビ局プロデューサーとして「ジェシー・アイゼンバーグ」が務める。
テンパる演技のアイゼンバーグを観れる”戦場映画”
クズジャーナリスト役のリチャード・ギアは秀逸の演技をぶちかましています。
ですが、何よりも副社長の息子であり新米局員のベンことジェシー・アイゼンバーグが戦場に行くたびに早口でブチ切れながら成長していく姿をやりきっているのはさすがです。
脇役でも最高の見せ場作ってくれる彼から目が離せない。
『ハンティング・パーティ』あらすじ
紛争から5年立つが未だに危険地帯であるサラエボ。
当時は売れっ子戦場リポーターのサイモン(リチャード・ギア)、さらに同じく戦火を共にしたカメラマンのダック(テレンス・ハワード)、そして新米のTVプロデューサーのベン(ジェシー・アイゼンバーグ)は、戦争犯罪人である “フォックス” をひょんなコトから追うことになって大惨事に陥るってお話。
『ゾンビランド』(2009年)
原題 | ZOMBIELAND |
製作年度 | 2009年 |
時間 | 87分 |
人類の半分以上が人食いゾンビと化している世界が舞台。
主人公の青年がゾンビのいない地を求めて旅先の仲間たちと歩むサバイバル・ホラー・コメディー。
一応青春ラブストーリーが若干ある。ゾンビ系映画では異例の大ヒットをしている。
主演の青年に「ジェシー・アイゼンバーグ」、仲間か敵かわからない役をさせたら天下一品「ウディ・ハレルソン」、超絶美人「エマ・ストーン」などが共演している。
※続編『ゾンビランド:ダブルタップ』もあります。
冒頭のナレからセリフが多すぎるアイゼンバーグに惚れる
冒頭から引きこもり感マックスの青年でゾンビ社会を必死に生きているアイゼンバーグが、わちゃわちゃしながら生き延びてとにかくうるさい映画です。
もう、ショットガンで叫びながらビル・マーレイを撃ってしまうアイゼンバーグの慌てぶりがヤバいぐらい惚れます。
この映画が大ブレイクしたのがわかるコメディ感が秀逸。
『ゾンビランド』あらすじ
人がゾンビ化した世界で、引きこもりであった青年のコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)がこの社会で生き残るための自分ルールを作り生き延びていた。
なんとしても故郷に戻りたかったので旅に出て、途中でタラハシー(ウディ・ハレルソン)、ウィチタ(エマ・ストーン)、リトルロック(アビゲイル・ブレスリン)に出会って生き延びたるためのサバイバルが始まるってお話。
『ソリタリー・マン』(2009年)
原題 | SOLITARY MAN |
製作年度 | 2009年 |
時間 | 90分 |
事業で大成功を収めて自由に生きてきたが交際している相手の娘に手を出してしまい人生崩壊していくヒューマンドラマ。
鬼才であるスティーヴン・ソダーバーグが製作を務めたことでも有名。
クズ役主人公に「マイケル・ダグラス」、重鎮「スーザン・サランドン」、ドラママイスター「メアリー=ルイーズ・パーカー」、そして待ってました「ジェシー・アイゼンバーグ」が脇を固める。
『ソリタリー・マン』あらすじ
50代後半で車のカーディーラーで大成功を収めているベン(マイケル・ダグラス)は全てを手に入れてきたが無類の女好き。
彼は大手自動車メーカーで役員を父にもっているジョーダン(メアリー=ルイーズ・パーカー)と交際していたが欲望を抑え切れずに彼女の娘にも手を出してしまい破滅への輪舞を辿ることになるってお話。
『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)
原題 | THE SOCIAL NETWORK |
製作年度 | 2010年 |
時間 | 120分 |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
SNS「Facebook」誕生の裏側を描いた伝記的ヒューマンドラマ。
この映画はフィンチャー監督作品でセブンに続く最高のヒット作となり、数々の賞を受賞をしたことでも世間を賑やかしました。
アイゼンバーグの名前を全世界に轟かせたのもこの映画です。
監督は鬼才であり天才「デヴィッド・フィンチャー」、主演には「ジェシー・アイゼンバーグ」、スパイダーマンで有名な「アンドリュー・ガーフィールド」、よく見たら男前「ジャスティン・ティンバーレイク」、そして恋人役に「ルーニー・マーラ」という最高の人選である。
この映画でアイゼンバーグは世界的大に大ブレイク!
伝記的映画ですがアイゼンバーグの真骨頂である「早口で相手をまくしたてる」演技が魅れます。
ええ、本当に何も口が挟めなくぐらい超絶に喋ります。
もう、うるさいうるさい、でも惚れる。それがアイゼンバーグの良い所。
「人間はかつて田舎に住んでいた。そして、都会へ、さらに今はインターネットに住む時代になったんだ。」
『ソーシャル・ネットワーク』あらすじ
2003年のハーバード大学が舞台。
学生であったマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、学校内でフレンドを増やすため “あるサイト” を親友であるエドゥアルド・サヴェリン(アンドリュー・ガーフィールド)と立ち上げる。
このサイトは一瞬で学生の間に広がりある出会いを果たす。”ナップスター” 創設者であるショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)の誘いにより世界中を巻き込む社会現象を起こしていくが巨大になりすぎて一悶着起きるってお話。
『グランド・イリュージョン』(2013年)
原題 | NOW YOU SEE ME |
製作年度 | 2013年 |
時間 | 116分 |
監督 | ルイ・ルテリエ |
ステイサム映画『トランスポーター』の監督であるルイ・ルテリエが世の中に送るマジックエンターテインメント作品。
マジックを使い大金を強奪する4人のマジシャンとを追い掛ける捜査官のやりとりを描いています。
4人のグループのリーダーであり主演を「ジェシー・アイゼンバーグ」が演じ、「ウディ・ハレルソン」、「マーク・ラファロ」、「デイブ・フランコ」、「メラニー・ロラン」、「モーガン・フリーマン」、「マイケル・ケイン」ともう既にお腹いっぱいになるぐらいのキャスト陣営に度肝を抜かれる。
さらに美しいマジックをするアイゼンバーグに酔いしれる映画でもある。
『グランド・イリュージョン』あらすじ
マジシャンとして一流の腕っているアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)を中心に、フォー・ホースメンというスーパーイリュージョニストグループを結成していた。彼らはマジックショーの最中にラスベガスから一歩も動くことなく、パリの銀行から金を全て奪ってみせる。
この件を受けて、次の計画を実行される前に前に食い止めようとFBI特別捜査官のディラン(マーク・ラファロ)が奮闘するお話。
『エージェント・ウルトラ』(2015年)
原題 | AMERICAN ULTRA |
製作年度 | 2015年 |
時間 | 96分 |
CIAの洗脳プログラムにより、突然”秘密工作員”へと育成された青年(アイゼンバーグ)が影に潜む陰謀と謎の恋人との危機に立ち向かうアクションサスペンス。
洗脳される青年役に「ジェシー・アイゼンバーグ」、恋人役に「クリステン・スチュワート」、「ビル・プルマン」、さらに「トファー・グレイス」と映画好きならわから面子である。
完全にぶっとんでいるアイゼンバーグはこの映画秀逸であり、2回も観なくて良いが1回は観ておきたい作品である。
『エージェント・ウルトラ』あらすじ
アメリカの田舎でコンビニバイトをしている通称ダメ人間マイク(ジェシー・アイゼンバーグ)は、恋人であるフィービー(クリステン・スチュワート)と一緒にハワイ旅行に出て結婚を申し込む計画をしていた。
だけども、出発前に持病である “パニック発作” を起こしてしまいあえなく延期して絶望に打ちひしがれる。
ある日に勤めるコンビニに乱入してきた謎の暴漢たちが立ち寄り襲われそうになるが無意識のまま相手を瞬殺してしまうマイク。
それがキッカケで彼がCIAの極秘 “マインドトレーニング計画” で育成されたエージェントであることが判明しゴタゴタニ巻き込まれるってお話。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)
原題 | BATMAN v SUPERMAN: DAWN OF JUSTICE |
製作年度 | 2016年 |
時間 | 152分 |
DCコミックでお馴染みスーパーマンとアンチヒーローことバットマンが互いに全力で死闘を繰り返すアクション作品。
前作で英雄になったスーパーマンが悪に染まり、バットマンと激しい紛争を描く。
スーパーマンに前作同様「ヘンリー・カヴィル」、そしてバットマン役には「ベン・アフレック」、さらにヴィラン役レックス・ルーサーJr.に「ジェシー・アイゼンバーグ」を据える。
ラズベリー賞がなんだ、アイゼンバーグが楽しそうだから満足。
『バットマン vs スーパーマン』あらすじ
バットマン(ベン・アフレック)は、過去に両親の殺害現場を目撃したことから犯罪者の一掃削除に力を注いていた。
その一方で超人のスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、その力を出し惜しみなく活用してきたせいで人々から壮大なバッシングを受けてバットマンと何故か戦うハメになるって話。
『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016年)
原題 | NOW YOU SEE ME 2 |
製作年度 | 2016年 |
時間 | 129分 |
監督 | ジョン・M・チュウ |
前作の『グランド・イリュージョン』の続編。
ざっくばらんに説明すると「ハイテク企業」の不正を暴こうとするがハリー・ポッター天才エンジニアが妨害してくる。
監督は『G.I.ジョーバック2リベンジ』のジョン・M・チュウ。
主人公は当然の如く「ジェシー・アイゼンバーグ」、そして「マーク・ラファロ」、「ウディ・ハレルソン」、「デイブ・フランコ」、「モーガン・フリーマン」、「マイケル・ケイン」が続投、さらに敵役にハリー・ポッターで有名な「ダニエル・ラドクリフ」という豪華メンバーである。
雨とかアイゼンバーグが空中で止めたりする。
雨を止めるアイゼンバーグでお腹いっぱい
内容としては訳が分からないハリー・ポッターが無性にフォー・フォースメンに絡んできてごたごたする内容。
正直、雨を止めるアイゼンバーグのマジックが格好良すぎて度肝を抜かれる場面を観るだけでも価値があります。
相変わらずの早口での演技は最高なのですが、こういうエンターテインメント作品に彼はやっぱり合います。
後のキャストは大御所なので安定してみれるのが一番大きい。
『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』あらすじ
アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)がリーダーを務めるフォー・ホースメンは不正に搾取されたお金を強奪してきた。
一時世間から消えるが、再び出現し世界中の注目を浴びることになる。
あるショーで「ハイテク企業」の不正を暴こうとするが…失敗に終わる。
失敗した影にはウォルター(ダニエル・ラドクリフ)という天才エンジニアが絡んでいたってお話。
最後に。
後に公開された『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』や、『ゾンビランド:ダブルタップ』も中々の面白さでしたのでまたの機会にレビューしたいなと思います!
映画の中で演技力もさることながら、早口の喋り方も秀逸な彼。
この機会に早口のアイゼンバーグに一度ハマってみてはいかがでしょうか?
ではでは!
アイゼンバーグ推しの魁堵(かいと)でしたー!