
みんな大好き、「マシュー・マコノヒー」の作品を紹介する時が来ました…!
彼は甘いルックスから高身長と最強スペックをもちながら演技が最高に冴えていることでも有名ですが、2011年辺りから「俺本気出すわ」と映画に心身に取り組んだら2013年「ダラス・バイヤーズクラブ」の主演で『アカデミー主演男優賞』と『ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)』をダブル受賞して周囲を納得させました。
そんな彼の秀逸な作品を簡単にご紹介します!
さぁ、マシューでマコノヒーしようか。
本気出すと凄いハリウッド俳優『マシュー・マコノヒー』とは?
1969年11月4日生まれ。
1996年完全なる甘いルックスで『評決のとき』の主役の座を、有名な若手スターが軒並みいる中で捥ぎ取る。
映画自体は興行収入1億5千万$以上のメガヒットになった。
1997年『コンタクト』でジョディ・フォスターと共演をし着実にスターへの第一歩を踏み出す。
同年スピルバーグ監督作品の『アミスタッド』で確固たる地位を築いた。
1999年 テキサスにある自宅にて”マリファナ”所持で逮捕されて箔をつける。
これからマコノヒー最強伝説の始まりで、しょうもない映画に出続けて10年後に殻を完全に破る。
2011年『リンカーン弁護士』、2012年『マジック・マイク』、2013年『ダラス・バイヤーズクラブ』、2014年『インターステラー』までの作品は周囲を完全に納得させる程の演技を魅せて称賛される。
特に『ダラス・バイヤーズクラブ』では病的なまでの役作りによる、絶賛というより狂気じみた演技により第86回『アカデミー賞主演男優賞』を当然の様に受賞した。
2015年以降にもセーブせずに積極的に映画に出演し、ハリウッドでは欠かせない一人になった。
『評決のとき』(1996年)
原題 | A TIME TO KILL |
製作年度 | 1996年 |
上映時間 | 150分 |
法廷サスペンス。
この作品がマコノヒーの一番の出世作である。
共演にサミュエル・L・ジャクソン、サンドラ・ブロック、ケヴィン・スペイシー、ドナルド・サザーランド、キーファ・サザーランド、アシュレイ・ジャッド、クリス・クーパーって凄い布陣…今だったらいくら払ったらこの面子を呼べるのだろうかと思ってしまう程の豪華である。
冷静な熱で伝わるマコノヒーの怪演
人種差別という一つの軸がこの映画が本当に伝えたいのをマコノヒーの若き怪演によって伝わります。
最終弁論にて、「この暴行事件の被害者の少女が白人だったら」というセリフの熱弁が陪審員の心に突き刺さる場面は最高に辛い。
『評決のとき』┃ストーリー
ミシシッピー州の街の「カントン」で10歳の黒人少女が2人の(白人)青年に暴行を受ける事件が勃発した。
見るに見かねた娘の姿に心身を痛めた父カール・リー(サミュエル・は・ジャクソン)はマシンガンを持って裁判所に突撃し、犯人である青年2人を射殺する。
新米弁護士として働いているジェイク(マシュー・マコノヒー)は法学生エレン(サンドラ・ブロック)に助けてもらいながら父親の弁護を務めるが壮大な法廷劇が幕を上げる。
『コンタクト』(1997年)
原題 | CONTACT |
製作年度 | 1997年 |
上映時間 | 150分 |
地球外生命体と接触した女性の物語を描くSF映画。
科学と宗教を絡ませて、地球外生命体とあたるヒロインの成長物語でもある。
監督には今では時の人ロバート・ゼメキス監督である。
主演はジョディ・フォスターでありますが、宗教関係で関りさらに恋人役でも出演のマシュー・マコノヒー、さらにはウィリアム・フィクナー、デイヴィッド・モース、ロブ・ロウなど中々癖のある人選である。
ちなみに終盤辺りに、アメリカが考えた間違った日本の感じを鑑賞できる映画としても有名。
『コンタクト』┃ストーリー
毎日、地球外知的生命体の存在を研究している天文学者エリー(ジョディ・フォスター)はとある日に、未知の電波をキャッチ。
それは『ヴェガ星』からと突き止め、何故か地球上の映像、更には謎の設計図が送られてきたことがわかる。
その設計図は『ヴェガ星』への輸送機関ということであった。
パーマー(マシュー・マコノヒー)と良い感じになりながら、口論になり、やがて基地が建造され始める。だが、テロリストにより発進基地は無残にも破壊されてしまうがどうなるってお話。
『U-571』(2001年)
原題 | U-571 |
製作年度 | 2000年 |
上映時間 | 116分 |
潜水艦を舞台とした戦争映画。
主演に当然の如くマシュー・マコノヒー、共演にはハーヴェイ・カイデルなど。
緊張感の中で伝わるマコノヒーの成長
主人公のマコノヒーは副長から艦長への昇進を目指していたが、周りから「まだ早いからあかん」と推薦をもらえなかった。
だが、思わぬ事態で館長になれない自分の未熟さと事件によって指揮を執ることになり覚悟を決めていく姿は、マコノヒーならではの演技力が爆発してます。
以外にハーヴェイ・カイテルが良い味出しているのが観ててさすがだなと思います。
『U-571』┃ストーリー
1942年北大西洋が舞台。
1隻のドイツ潜水艦である『Uボート571号』がイギリスの駆逐艦に猛追され、あえなく漂流、そして救難信号を発信する事態になる。
それを無線で傍受した”アメリカ海軍”は『潜水艦S-33』を偽装して571号に近づき、乗っ取り作戦を開始、更にはドイツ軍のエニグマ(最新暗号機)を強奪も計画。
しかし、作戦の実行中に別に救難信号を受けていた「ロリアン」の『Uボート:ブンカー』から救援に駆けつけた本物のUボートにより、『潜水艦S-33』が撃沈されて乗組員がほとんどが死亡してしまう。
作戦中の敵潜水艦に取り残された数人は、全く扱ったことがない『Uボート571号』を駆使し、帰還しつつもドイツ軍に立ち向かうってお話。
『リンカーン弁護士』(2011年)
原題 | THE LINCOLN LAWYER |
製作年度 | 2011年 |
上映時間 | 119分 |
サスペンス映画。
監督はブラッド・ファーマン、主演はマシュー・マコノヒーで、脇を固めるのがマリサ・トメイ、ライアン・フィリップ、マイケル・ペーニャなど中々にそそる。
『リンカーン弁護士』┃ストーリー
ミック(マシュー・マコノヒー)は、LAで活動している刑事専門の頭のキレる弁護士である。
いつもLAの裁判所を巡回しては「金」になる仕事をひたすら探し歩いている日々を送っていた。
ある日、保釈金金融業者のヴァルから「イングルウッドで金になる件があるからせぇへんか?」と教えられたが運の尽き。
金持ちの不動産業者の息子であるルイス・ルーレ(ライアン・フィリップ)が暴行及びレイプの容疑で逮捕されたと言う事件だったが、それが後に大波乱を巻き起こすってお話。
『マジック・マイク』(2012年)
原題 | MAGIC MIKE |
製作年度 | 2012年 |
上映時間 | 110分 |
スティーブン・ソダーバーグ監督作品で、
メンズストリッパーラブロマンス。
主演にチャニング・テイタムであり彼の体験談が元になっている。
共演にアレックス・ペティファー、マット・ボマー、ジョー・マンガニエロ、そして我らのマシュー・マコノヒーが出演している。
一言だけ言えるのは「ラストまで観たら、最終的にマシュー・マコノヒーが全部もっていく」
オススメ映画です。
『マジック・マイク』ストーリー
実業家を名乗りながら複数の仕事を抱えているマイク(チャニング・テイタム)は、ナイトになるとメンズストリップクラブ「エクスクイジット」のスターダンサーとして働いていた。
偶然知り合った19歳のアダム(アレックス・ペティファー)に出会い、女性を惹きつける才能を見出したのだ。
同じ一員の弟分のアダムが金の絡んだトラブルに巻き込まれたのを知りとんでもない事件に…ってお話。
『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013年)
原題 | DALLAS BUYERS CLUB |
製作年度 | 2013年 |
上映時間 | 117分 |
2013年のアメリカ合衆国の実話が元になったヒューマンドラマ。
監督はジャン=マルク・ヴァレが担当。
主演は当然マシュー・マコノヒー。さらにジャレッド・レト、ジェニファー・ガーナー、スティーヴ・ザーンという、
映画好きにしかわからない俳優固めが最高に熱い。
『ダラス・バイヤーズクラブ』ストーリー
1985年のダラスが舞台。
電気技師であり、ロデオ・カウボーイでもあるロン・ウッドルーフ(マシュー・マコノヒー)は唐突に「エイズで余命30日」と医師に宣告される。
当時のエイズは「ゲイがなる特有の病気」という思い込みが激しく、女好きであるロンは診断結果を全く信じようとしなかった。
色々と調べる内に異性との性交渉でも感染することを知り、後に疎んじられてしまい居場所を失ってしまう。
ロンはアメリカではエイズの「認可治療薬が少ない」ことを知り、効果の高い薬を探して国外へ向かう。
世界各地で治療薬を入手したロンは国内で捌く「ダラス・バイヤーズクラブ」を立ち上げるってお話。
『インターステラー』(2014年)
原題 | INTERSTELLAR |
製作年度 | 2014年 |
上映時間 | 169分 |
クリストファー・ノーラン監督による2014年のSF映画である。
主演はマシュー・マコノヒーで、ヒロイン役としてアン・ハサウェイ、さらにジェシカ・チャステイン、マイケル・ケインという超豪華な顔ブレである。
完全にノーラン節炸裂にマコノヒーの最強感
「インセプション」「ダークナイト」などの名作を生みだしてきたノーラン監督ですが、まさかのマコノヒーを主演にするという抜擢ぶりに我が目を疑ったでしょう。
とにかく、 マシュー・マコノヒーが最高に良かった。
内容は家族愛が中心にはありますが、世界を救わないといけないというところもあり、全てはマコノヒーの演技で納得させられます。
リンカーン弁護士の時から、マコノヒーの勢いは全く落ちていたないので表現力の魔術師がここにアリと言わんばかりの名演技を魅せて来ます。
『インターステラ―』┃ストーリー
とある近未来。
地球規模の食糧難と環境変化により、人類滅亡のカウントダウンが進行していた。
そんな状況で世界を救うミッションを元エンジニアに託されることになる。そのミッションの内容は、”宇宙で新たに発見された未開地へ旅立ち調査する”というものだった。
そのミッションにより、地球に残さねばならない家族と、さらには人類滅亡の回避という2つの間で葛藤するマシュー・マコノヒー。
彼は意を決し、新天地を目指す為に宇宙に旅立つってお話。
『ゴールド/金塊の行方』(2016年)
原題 | GOLD |
製作年度 | 2016年 |
上映時間 | 121分 |
サスペンス映画。
1990年代に株式市場に大混乱をもたらした詐欺事件・Bre-X事件を映画化した犯罪サスペンスである。
『ゴールド/金塊の行方』┃ストーリー
1980年代中期。
金鉱採掘者であるケニー・ウェルス(マシュー・マコノヒー)は事業に失敗してしまう、破産寸前に追い込まれている状況だった。
この事態を打ち破るべく、謎の地質学者であるマイケル・アコスタと手を組んでインドネシアの山奥で金脈探しを開始した。
死ぬほどの執念の末についに巨大な金脈を掘り当てて大成功を収める。
金脈を掘り当てたニュースが一瞬で”ウォール街”を駆け巡ってケニーの一躍時の人となり、会社は破産寸前から見事な回復を成し遂げる。その時点で巨万の富と名声を手に入れた。
だが、それも束の間掘り当てた金塊170億ドルが一瞬にして消失し、ケニーは大事件に巻き込まれていくってお話。
『ダークタワー』(2017年)
原題 | THE DARK TOWER |
製作年度 | 2017年 |
上映時間 | 95分 |
有名な小説家「スティーヴン・キング」原作によるダークファンタジー。
一人の少年が夢に導かれて入り込んだ世界で、世界の支柱とされる“タワー”をめぐって銃使いと世界の崩壊を画策する黒衣の男が死闘を繰り広げる。
ダブル主演にイドリス・エルバとマシュー・マコノヒーが共演している。
「ダーク・タワー」見てきた!
ガンアクションが超凄くて、片手での弾の装填とか化け物や重装備の敵相手でさえもリボルバーで倒してしまうイドリス・エルバカッコ良すぎ。
イドリスとマシューが2人ともイケボイスすぎるから2人の会話を聞いてるだけでも見に来てよかったなって思えた。 pic.twitter.com/TwC7TPmbaH— ラ・ラ・ライアン (@natumatrix) 2018年1月29日
『ダークタワー』┃ストーリー
夢で「巨大なタワー」、「謎の拳銃使いの戦士」、「魔術を操る黒衣の男」を悪夢として見続けていた少年ジェイク(トム・テイラー)。
ある日、夢で見た中間世界と呼ばれている『異界』が現実世界とリンクしている場所を発見する。
その世界に導かれたジェイクは、バランスを維持するタワーの守護者であるガンスリンガーことローランド(イドリス・エルバ)と、タワーを破壊する為に動いている黒衣の戦士ウォルター(マシュー・マコノヒー)との戦いに巻き込まれてしまうってお話。
最後に。
「マシュー・マコノヒー」の雰囲気は「クリスチャン・ベイル」と役作りのストイック差も含めて似ている点は多々ありますが、彼が本気を出してきたのが2010年以降なのが一番のポイントです。
2010年以降に本気を出してから3年後にアカデミー賞主演男優賞を受賞するという、もう映画好きからしたら「ほら!みたか!」と言ってしまう程にうれしかった思い出が蘇ります。
ヒューマンドラマから、アクション、さらにはサスペンス、脇役など色々なカメレオン振りがおススメの理由の一つでもあります。
ご興味のある方はマコノヒー祭りを是非体験してみてください。
ではでは!
マコノヒー大好きな魁堵(かいと)でしたー!