
今回ご紹介するのはフェロモンを出しまくりのイギリス系俳優「オーランド・ブルーム」
映画「ロード・オブ・ザ・リング」で男前をアピールし、「パイレーツ・オブ・カリビアン」でデップと並ぶ男前をアピールし、「ホビット」で再度男前をアピールし、数ある女性を虜にしたのは有名ですよね!
ですが、彼の魅力が「男前」だけじゃないので『癖のある哀愁漂う作品』を今回は厳選しました。
※『ロード・オブ・ザ・リング』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『ホビット』はあたりまえ過ぎるので紹介しておりません。
さぁ、ブルームにハマろうか。
『オーランド・ブルーム』とは?
1977年1月13日生まれ。
- 日本語声優は9割以上『平川大輔』氏がフィックス
- 親日家
1997年にギルドホール音楽演劇学校(イギリスの演劇学校)在学中に『オスカー・ワイルド』という作品の脇役で映画デビューをして才能を周囲に認めさせる。
1999年のギルドホール卒業後の2日後に映画『ロード・オブ・ザ・リング』のレゴラス役(エルフ)のオーディションで見事勝ち取り合格したという努力の天才でもある。
後に『ロード・オブ・ザ・リング』の大成功により国際的に鬼ブレイクして世界に名を知らしめたのは有名な話。
2003年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』では更なる男前俳優「ジョニー・デップ」と共演し、どっちが男前選手権で競うなどをしながら大ヒット作品にも出演した。
2005年に『キングダム・オブ・ヘブン』、『エリザベスタウン』で初の主役を務めた。
2004年以降は色々な作品に出演し、主演映画も多数生まれ2013年『ホビット 竜に奪われた王国』で再びレゴラスを演じ、2017年『 パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』で再びウィルを演じるなどをし映画界にはかかせない人物になった。
現在も彼はスターダムを走り続けている。と思う。
『キングダム・オブ・ヘブン』(2005年)
歴史サスペンス。1184年が舞台。
聖地エルサレムの地を巡って、”イスラム帝国” と ”エルサレム王”の衝突が続く激戦時代。 1人の鍛冶屋バリアン(オーランド・ブルーム)は妻子を亡くし絶望の淵にいた。だが、エルサレム王と騎士であった父親の志を継ぎ十字軍の騎士としての道を歩みます。 この物語は王都エルサレムをたった1人の男前が指揮し、防衛に成功する忠実な史実です。
原題 | KINGDOM OF HEAVEN |
製作 | 2005年 |
時間 | 145分 |
ジャンル | 史実アクション |
監督 | リドリー・スコット |
出演 | オーランド・ブルーム |
リーアム・ニーソン | |
エドワード・ノートン |
娯楽性は皆無だけども、そのブルームに惚れる
この作品はリドリー・スコット監督(エイリアン)が手掛ける作品ではありますが、史実に忠実な為に戦争という戦いの中でのブルームが哀愁漂う演技を堪能する映画です。
話の流れとしてはエルサレム王とサラディン指導者(イスラム帝国)は両方とも優秀であり優れた戦略家で政治面にも強い。だけども戦争を回避できていたにも関わらず、両者は全面戦争になります。
戦争の引き金になったのはブルームが葛藤の末に選択した「回避」の選択が事もあろうが、一部の狂信者(イスラム帝国側)によりぶち壊されてしまい、なんてこった。
ブルームが泣きそうな顔をしながらこの戦争が始まり、「命を懸けて、負けようが勝とうが最後まで戦うしかない」現実をつきつけられます。
ですが、強い。強すぎる。無双するブルームに目を奪われ。本当に元鍛冶屋かという程に強い。
そこに惚れます。
脇を固めているのがリーアム・ニーソン(96時間)、エドワード・ノートン(ファイトクラブ)という豪華ぶりが一段階ブルームを底上げしているのも大きなポイントです。
『グッド・ドクター 禁断のカルテ』(2012年)
スリラー作品。
新人研修医のマーティン・E・ブレイク(オーランド・ブルーム)が主人公。
毎日の仕事に不安を抱きつつ日々を過ごしていたが、自分が担当している患者のダイアンがそんな不安な自分を医師として信頼してくれているコトに強く惹かれていた。
彼女が退院してしまい、「彼女がいないと生きていけない」と悟ったブレイクは通院しているダイアンの薬をすり替えて病状を悪化させ再入院させるというゲス行動に移る。ところが、彼女の入院を長引かせるため色々と細工をしていたら病状が悪化し、ダイアンが亡くなるという事態になる。
ブレイクはメンタルブレイクをして、落ち込んでいたが周りが献身的にダイアンの治療をしていたというコトで医師として過大評価を得ることになった。
ある日に病院で働いているジミー(薬物中毒)がブレイクが綴っていたダイアンの日記を見つけて、ブレイクを脅迫して薬物を渡すように迫るがってお話。
原題 | THE GOOD DOCTOR |
製作 | 2012年 |
時間 | 97分 |
ジャンル | サスペンススリラー |
監督 | ランス・デイリー |
出演 | オーランド・ブルーム |
J・K・シモンズ |
出演映画最高のクズ役ブルームが最高に良い
この作品はブルームのクズさ加減を最高に楽しむだけの映画です。
胸糞が悪くブルームに興味が無い人は軒並みに映画を観るのをやめるでしょう。
ですが、我慢して観ればこの挙動不審ながらも毎シーンのハラハラさせる展開はブルームの哀愁ある演技…というよりサイコ感たっぷりが楽しめます。
恋という病に侵され、殺してしまう場面は泣き崩れるブルームの怪演が観れますが全く擁護できません…なかなか辛い感情に襲われます。
さらには殺してしまった後も通常の日常を過ごしているサイコぶり、更にはダイアンを綴った日記を出しに脅されますがブチ切れて青酸カリを喰らわしてしまう場面は「なにやってんだこいつ」と叫んでしまいます。
全体的な必死な演技が視聴者側の心をついてきます、
正直、観なくても良いです。だが観たい。伏線みたいなの何も回収されない。でも、観たい。なんだこの映画。
ブルームを堪能するには最高の映画として推したい作品です。ある意味の哀愁、ある意味のサイコです。
『ケープタウン』(2013年)
サスペンスアクション。
南アフリカの都市ケープタウンが舞台。元人気ラグビー選手の娘が惨殺死体で発見されることで物語は進む。
事件の捜査を担当している警部アリ・ソケーラ(フォレスト・ウィテカー)は自分が率いているチームに誰もが憧れる女、タバコ、酒(アル中)と最強の3つを嗜むブライアン(オーランド・ブルーム)も所属していた。
この事件の捜査を進めていく中で被害者が殺害される前にドラッグの売人と接触していたことを突き止めて話は急展開。
そのドラッグは最近ケープタウンで多発している「児童失踪事件」の現場にもあり、関係性を匂わせていた。
この事をキッカケに、麻薬犯罪組織に2人でしょっ引くってお話。
原題 | ZULU |
製作 | 2013年 |
時間 | 107分 |
ジャンル | サスペンスアクション |
監督 | ジェローム・サル |
出演 | オーランド・ブルーム |
フォレスト・ウィティカー |
史上最高に鍛えられたアル中ブルームボディ
この作品が私が観てきた中でオーランド・ブルームナンバーワン作品になります。
今まで「なんだこの男前の痩せ男は好きだぜ」と思っていたのですが完全にこの作品を鑑賞してから度肝を抜かれて、改めてファンになった作品で感慨深いです。
今まで「男前」「美しい」「格好良い」という三拍子ばかりが目立ってしまっていました…。
ですが!この作品で「渋さ」「哀愁」「尊さ」「筋肉」という男に欠かせないポイントが全て網羅され、今までのブルームはどこに行ったんだと言わんばかりに魅了されます。
正直荒くれているブルームが「女」と「タバコ」を吸いながら、酒を飲み、アルコールが切れた瞬間に頭が死ぬほどキレて捜査が進む展開が…更にはアジトを見つけると怪我しまくりながらめちゃくちゃ強い。いつも以上に強い。
全てを見事に演じ切るのがブルームの最高に感じれます。
※作品内容は人種差別も絡んでくるがっつりした重い内容ですのでご注意を。
最後に。
この3作品を鑑賞しておけば「ロード・オブ・ザ・リング」以外でも魅力的な彼にハマってしまいますよ。!
「哀愁」というなの「渋さ」が入ったブルームに、この機会に暇つぶしでも鑑賞をオススメします。
ではでは!
ブルーム推しの魁堵(かいと)でしたー!