
今回は綺麗すぎる女優こと「ルーニー・マーラ」をピックアップ。
彼女はデヴィット・フィンチャー作品『ドラゴン・タトゥーの女』で実質主人公である、リスベット・サランデルを演じてから一躍知名度が上がり、格好良さと美しさを見事に融合し世間に納得させたハリウッド女優です。
そんな彼女の、魅力的な映画を紹介したいと思います。
さぁ、ドラゴンでタトゥーしようか。
『ルーニー・マーラ』とは?
1985年4月17日生まれ、ニューヨーク出身。
2005年に姉のケイト・マーラの主演映画『ルール 封印された都市伝説』の端役でデビューをし、後にテレビドラマシリーズで基盤を作ります。
その基盤を軸にし、2008年の『Dream Boy』で映画初出演を飾ります。
2年後の2010年に天才ジェシー・アイゼンバーグ『ソーシャル・ネットワーク』のヒロイン役で公に注目を浴び、翌年2011年に公開されたダニエル・クレイグとのW主演での『ドラゴン・タトゥーの女』で全身にピアスを開けた超絶パンクファッションにタトゥーを刻み込まれたリスベット・サランデルを演じ、アカデミー主演女優賞やゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)にノミネートされる。
2015年に『キャロル』に出演して「第68回カンヌ国際映画祭コンペティション」部門で女優賞を受賞し、アカデミー助演女優賞にもノミネートされるという経歴を獲得しました。
着実にスターダムに伸し上がっている女優の一人である。
※ちなみにヴィーガン(絶対菜食主義)である。
※さらにジョーカーを演じているホアキン・フェニックスと交際中である。
『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)
原題 | THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO |
製作 | 2011年 |
時間 | 158分 |
ジャンル | 猟奇的サスペンス |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
出演 | ダニエル・クレイグ |
ルーニー・マーラ |
サイコミステリー
推理小説『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』を原作とし、2009年スウェーデン版の映画に次ぐハリウッド映画化でもあります。
- 007のダニエル・クレイグをもう一人の主人公で起用しています。
- 第84回アカデミー賞で編集賞を受賞。
『ドラゴン・タトゥーの女』┃内容
記者の「ミカエル・ブルムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)」は大物実業家の武器密売をスクープして名誉毀損で訴えられ裁判で敗訴。
失意のどん底に落ちていたが、別の大物実業家から我が一族の謎を解明して欲しいとの依頼が入る。その見返りとして敗訴になった裁判を逆転させる証拠を掲示するということになった。
依頼内容とは40年前に行方不明になった “16歳の少女が一体誰に殺された” かを突き止めてほしいとのこと。
内容を把握していく内には猟奇連続殺人に関わる秘密を知ってしまい事件になり、その彼に興味を持ったドラゴンのタトゥーこと天才女ハッカーであるリスベット・サランデル(ルー二・マーラ)と事件を解決していくってお話。
至高にて最高のマーラの演技力に骨抜き
ミカエル役のダニエル・クレイグが今のジェームズボンド役(007)で有名ですがリスベット役のルー二ー・マーラがこれが出世作になり世に強烈なインパクトを残したのは言うまでもありません。
ミカエルが謎を解くのが主なストーリーなのですが、リスベット視点になった時に圧倒的なR指定暴力描写や、モザイク、更には孤独なリスベットを応援したくなる感情にさせるのは、さすがルーニー・マーラです。
彼女がこの役の為にピアスを数ヵ所開け、髪もバリカンで剃りあげ、眉毛もブリーチをして役になりきってたのは感動モノです。まず本人が綺麗すぎる。 原作小説を読んでからでも、作品を楽しめますが映画の方が観やすいので入り方は色々あるかもしませんがおススメです。
※俳優は変更になりましたが2018年に「蜘蛛の巣を払う女」という続編があります。
『サイド・エフェクト』(2013年)
原題 | SIDE EFFECTS |
製作 | 2013年 |
時間 | 106分 |
ジャンル | 医療サスペンス |
監督 | スティーヴン・ソダーバーグ |
出演 | ジュード・ロウ |
ルーニー・マーラ | |
チャニング・テイタム | |
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ |
オーシャンズ11シリーズのスティーブン・ソダーバーグ監督がラスト監督作品と銘打って世に出された作品(後に復帰している)。
治療薬として渡れた薬の副作用で起きたある殺人事件。その殺人事件は深い陰謀が潜んでいるサスペンス映画。
主演はジュード・ロウで、鍵を握る女性をルーニー・マーラが演じています。
『サイド・エフェクト』┃内容
幸せな生活を送っていたエミリー(ルーニー・マーラ)は、夫(チャニング・テイタム)がインサイダー取引で逮捕されてしまったことでメンタルを患った「うつ病」が再発してしまう。
精神科医のバンクス(ジュード・ロウ)が処方した新薬によって「うつ症」は改善されたかと見られたが…副作用により夢遊病を発症。
エミリーは無意識状態で殺人を犯してしまい主治医バンクスが大きな責任を問われる羽目に陥る。
だが、エミリーに処方した新薬の副作用について独自に調査を開始したバンクスは思わぬ真実にたどりつくってお話。
ある意味 “キメている” マーラから目が離せない
この作品は逮捕されてしまった旦那のせいで「うつ病」を発症してしまったエミリー(ルーニー・マーラ)が精神科医バンクス(ジュード・ロウ)に処方してもらった新薬の副作用によって起きた殺人事件の謎を解いていくミステリーです。
共演にジュード・ロウ、チャニング・テイタム、キャサリン・ゼタ=ジョーンズがいるのもすごい所。
新薬を投与したことにより副作用での殺人事件が起こってしまい迫真の演技で追い詰められていくジュード・ロウはさすがなのですが、何よりもルーニー・マーラが「ドラゴン・タトゥーの女」の時に研ぎ澄まされた演技力が爆発しまくりです。
「うつ病」患者という現代でも起こりうるコトの表現を十二分に発揮し、新薬が投与されたことによる何とも言えない副作用での立ち回りに度肝を抜かれます。チャニングとの過激な描写もありますが、コトを終えるとさらに過激な描写に表情と行動でもっていくのはカメラワークさることながら圧巻として言いようがありませんでした。しかも綺麗すぎる。
これは必ず押さえて置きたい作品です。
※マーラが「ゼロ・ダーク・サーティ」を蹴ってこの作品に出演したのは有名な話。
『キャロル』(2015年)
原題 | CAROL |
製作 | 2015年 |
時間 | 118分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | トッド・ヘインズ |
出演 | ケイト・ブランシェット |
ルーニー・マーラ |
1950年のニューヨークを舞台に女性同士の美しい恋を描いた恋愛ドラマ。
- ルーニー・マーラが「第68回カンヌ国際映画祭」で女優賞を受賞。
『キャロル』┃内容
1952年がジャーナリストを夢見ていたテレーズ(ルーニー・マーラ)はクリスマスシーズンにデパートでおもちゃ屋さんアルバイトをしていた。
テレーズには恋人がいたが色々と結婚に踏み切れずにいる状態であった。
そんなある日、テレーズがアルバイトをしている時に娘のプレゼントを探しに来たキャロル(ケイト・ブランシェット)に一目見た瞬間に心を奪われてしまう。
それをきっかけに2人は会うようになり生まれて初めて本当の恋をしていると実感するってお話。
辛辣な役が多かったマーラの切ない恋の秀逸作品
テレーズが偶然に出会った妖艶で魅力的なキャロルに出会い、本物の恋をしてしまうがそれは切なく悲しいものだったという作品です。
キャロル役のケイト・ブランシェットが見事にミステリアスな女性を演じているのが「さすが」の一言に尽きるのですが、何よりも一直線に透明感のある演技を魅せたのがご存じルーニー・マーラです。
マーラが感情を全て、少ない言葉や何気ない表情でキャロルへの一心の好意や愛情、喪失感など恋をした時に起きる感情をワンシーン毎に感情移入させられるのがさすがです。
マーラの透明感のある美貌とブランシェットの派手すぎる美しさのマッチングが最高です。
観る人観る人二人の…特にマーラの美しさに浸食されてしまいます。
この作品でマーラがカンヌで女優賞を獲得したのも頷けます。というより綺麗すぎる。
『ドント・ウォーリー』(2018年)
原題 | DON’T WORRY, HE WON’T GET FAR ON FOOT |
製作 | 2018年 |
時間 | 115分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ガス・ヴァン・サント |
出演 | ホアキン・フェニックス |
ルーニー・マーラ |
死去(2014年に)した名優「ロビン・ウィリアムズ」が自身で主演をする為に構想を温めていた風刺漫画家の”ジョン・キャラハン”の半生を描いた作品を「ガス・バン・サント」氏がウィリアムズの遺志を継ぎ脚本を執筆し完成させた作品。
「ルーニー・マーラ」は現在でも恋人でもある「ホアキン・フェニックス」の恋人役を演じている。
『ドント・ウォーリー』┃内容
ポートランドで酒びたりに浸っていたキャラハンはとある自動車事故により胸から下が麻痺して車椅子生活になってしまった。
自暴自棄に陥り浴びるほど酒に溺れてしまい周囲とも激しく衝突する日々を送っていたが”あるきっかけ”により復活する。
自分の得意な「皮肉」と「辛辣なユーモア」を使い事故による後遺症の不自由な手で絵を描く風刺漫画家として第2の人生としてスタートさせる。
そんな彼の周りには見守るかけがえのない人達(ルーニー・マーラなどの)の存在があったってお話。
脇役でも最高に主役を際立たせるのがマーラ
キャラハンが半生の実話というベースが元になり、彼が歩んできた道のりとそれを支えた周りの人物との関わりを作品にしたお話です!
正直、キャラハン演じるホアキン・フェニックスが代表作になるんじゃないかぐらいの名演技を魅せているこの作品(後にJOKERが代表作になりましたが。)ではありますが、その恋人役で出演している「ルーニー・マーラ」がキャラハンを支える芯のある役が最高なんですよね。
この作品でのマーラはとにかく天使というか、超絶綺麗なマーラを堪能できます。
もう、それしかありません。今まで若干闇を抱えた部分なんて微塵もありません。天使、それに尽きます。綺麗すぎるだろ。
人生を投げていたアルコール依存者が事故に合い、半身不随で自暴自棄に陥るが人に助けてもらえらて「感謝」というの凄くキーポイントであり泣けました。
ラスト辺りに嫌いな人を自ら上げて、自分で訪ねて謝りながら感謝を述べて抱き合う姿は…もう、ダメだ…ホアキンの演技やばい。
最後に。
「ルーニー・マーラ」の代表作で演技力が輝るオススメ作品を紹介させていただきました。
「ドラゴン・タトゥーの女」のリスベット役のイメージが多いにありますが、それをきっかけに闇のある女性から透明感のある女性、最高な天使な女性など演技幅が着実にスターダムに駆け上がっています。
そんな魅力的な彼女の作品を是非興味のある方は鑑賞してもらいたいです。
きっと、魅力にハマるハズ。
ではでは!
一番大好きな女優「マーラ」推しの魁堵(かいと)でしたー!