
今回ご紹介するのは、MARVEL作品(スパイダーマン、アイアンマン)やDCコミック(バットマン、スーパーマン)とは違い、自称スーパーヒーロー作品の『キック・アス』で「超絶可愛いあの子誰?!」とヒット・ガール役で一躍有名になった女性。
『クロエ・グレース・モレッツ』
キュートさにプラスアルファされた演技力にメロメロになった人が多い、彼女のオススメ作品を紹介します。
ちなみに他のハリウッド女優として「綺麗すぎる『ルーニー・マーラ』が気になって仕方ないからオススメ映画4作品。」や「ファニーフェイス女優『エル・ファニング』のオススメ映画9作品。」なども記事で紹介しておりますので是非ご覧ください。
さぁ、クロエを堪能しようか。
『クロエ・グレース・モレッツ』とは?
1997年2月10日生まれのハリウッド女優。
5歳の頃にニューヨークでモデルや広告に出演し存在を発揮し、2004年にTVシリーズ『堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン-』で演技初挑戦。
2005年に『Heart of the Beholder』で映画に初出演し、同年にライアン・レイノルズ主演『悪魔の棲む家』の娘役で圧倒的な演技力で同年に「ヤングアーティスト賞」を受賞。
TVドラマにゲスト出演やその他の映画の端役でキャリアを積み、2010年の『キック・アス』で演じた “ヒット・ガール” 役で一気に彼女の名前を世に知らしめました。
2010年に『キック・アス』『モールス』で「エンパイア賞最優秀新人賞」、「MTVムービー・アワードブレイクアウト・スター賞」など若手では総ナメした。
ハリウッドが調査している「世界で最も美しい顔」ランキングでは、2012年に4位、2013年3位、2014年2位、2015年7位、2016年20位、2017年には29位(2018年は活動を控えていた)とベスト100には必ずランクインしている。
子役時代から着々と大人の女性になっているハリウッド女優クロエは今もスターダムを走り続けています。
『キック・アス』(2010年)
「マーク・ミラー」氏原作の人気コミックを「キングスマン」のマシュー・ボーン監督が映画化した作品。
主演はアーロン・テイラー=ジョンソン、脇にニコラス・ケイジ、マーク・ストロングなど豪華布陣でも話題になった。
クロエがこの作品で数々の賞にノミネートされ、ブレイクスルー演技賞とライジングスター賞を受賞した出世作でもあります。
原題 | KICK-ASS |
製作 | 2010年 |
上映 | 117分(R15指定) |
ジャンル | 痛快アクション |
監督 | マシュー・ヴォーン |
出演 | アーロン・テイラー=ジョンソン |
クロエ・グレース・モレッツ | |
マーク・ストロング | |
ニコラス・ケイジ | |
クリストファー・ミンツ=プラッセ |
『キック・アス』内容
NY在住のオタク少年のデイブ(アーロン・テイラー=ジョンソン)は「何で誰もスーパーヒーローにならないのだ?」と奮い立ち、全く特殊能力が無いままネットで購入したコスチュームを着てスーパーヒーロー「キック・アス」として行動する。
自分の理念で正義の味方というカテゴリーで悪者を退治するのだが大怪我はする、骨折もする、かなりの過酷労働。
傷だらけでも活動していると悪者を懲らしめる同業者「ビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)」と「ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)」が現れて世界が変わるってお話。
『キック・アス』でのクロエに惚れる魅力
全米では2010年初登場1位を捥ぎ取った作品でありますが内容は全く特殊能力が無いヒーロー(青年)こと「キック・アス」が主人公ということで一躍話題になりました。
この作品でアーロン・テイラー=ジョンソンの知名度が爆上がりしたのは事実なのですが、それよりも注目したのが途中で登場するクロエ演じる「ヒット・ガール」です。
この映画から天才子役臭を漂わせていたのですが「11歳」という幼い外見とは違い、FU〇Eなどの(放送できない禁止用語)を吐き散らしながら、ニコラス・ケイジ直伝のあらゆる特殊武器でギャングを無双していきます。
可愛いさにエグさをミックスしたサブリミナル効果で私たち観客に「一体何がおこっているんだ?!…クロエ可愛すぎるだろ」と強烈なインパクトを残し、クロエに最高にハマってしまうのが魅力です。
『モールス』(2011年)
スウェーデンで製作された傑作ホラー「ぼくのエリ 200歳の少女」のアメリカ版リメイク作品をクロエ主演でお届けしています。
原題 | LET ME IN |
製作 | 2010年 |
時間 | 116分 |
ジャンル | ヒューマンホラー |
監督 | マット・リーヴス |
出演 | クロエ・グレース・モレッツ |
『モールス』内容
学校でクラスメイトに虐められている少年オーウェン(コディ・スミット=マクフィー)は、近所に急に引っ越してきた少女アビー(クロエ・グレース・モレッツ)と出会う。
お互いに孤独な二人は、やがて心が通じ合うようになるが…彼女アビーにはある秘密があった。
『モールス』での幼いクロエが演じる恐怖的魅力
概要からの補足になりますが、町では残酷な殺され方をする連続殺人事件が頻発しているのですが、それにアビー(クロエ)が関係しているというのが肝になってきます。
虐められていたオーウェンがクロエ演じる「アビー」が黙って全て受け止めてくれる優しが「キック・アス」の時とは違い、切なくて甘い、そして重い感情が彼女とのやりとりが秀逸です。
クロエが当時12歳という子供でありますが、大人顔負けの可愛いらしさに恐怖、悲しみ、可憐を全て表現しているのは将来性が凄いなと感じた作品でもあります。
ラストが本当に衝撃です。
『キャリー』(2013年)
1976年にデ・パルマ監督がスティーブン・キングの原作を映画にした作品のセルフリメイク。
ご存じクロエ・グレース・モレッツが主演。超能力を秘めた少女キャリーが引き起こす惨劇を描くサイコサスペンス映画である。
原題 | CARRIE |
製作 | 2013年 |
時間 | 100分(R15指定) |
ジャンル | ホラー |
監督 | キンバリー・ピアース |
原作 | スティーヴン・キング |
出演 | クロエ・グレース・モレッツ |
ジュリアン・ムーア |
『キャリー』内容
地味で冴えない高校生のキャリー(クロエ・グレース・モレッツ)は学校では笑い者にされいじめられていた、さらに家では”狂信的”な母親(ジュリアン・ムーア)に厳しく監視される毎日。
孤独で鬱屈した日々を送っていたキャリーだが学校の人気者のトミーにパーティに誘われ、母親の反対を押し切ってパーティにでかけたってお話。
『キャリー』での恐怖に巻き込まれたクロエの魅力
当時はクロエが「キャリー」を演じると発表されてからアメリカメディアが可愛い過ぎると総批判があったのだが、内気な少女キャリーと内に秘められた原動力を見事に演じきり周囲を黙らせたのは有名なお話。
母親演じるジュリアン・ムーアの狂信的な”イカれた演技”も合わさり、クラスメイトにいじめらているクロエに同情心を抱きつつ、キャリーの能力がいつ覚醒するのかの観客側の変なワクワク感を魅せてきます。
特質するのは憧れの彼にパーティに誘われて、意気揚々と反対を押し切り向かうのですが自分の思いとは違い能力が発動してしまい血の海になる。
その高低差の高いクロエの演技は悲しみと恐怖が入り乱れて観るものを虜にし、一つ間違いないのはクロエが可愛い。
『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』(2014年)
オタクな高校生がヒーローとして立ち上がる姿を描いたマーク・ミラー原作のコミックを映画化し、口コミで評判が広まり全米大ヒットを記録した「キック・アス」のシリーズ第2作で、クロエが引き続きヒットガールを演じています。
原題 | KICK-ASS 2 |
製作 | 2013年 |
時間 | 103分(R15指定) |
ジャンル | 痛快アクション |
監督 | ジェフ・ワドロウ |
出演 | アーロン・テイラー=ジョンソン |
クロエ・グレース・モレッツ | |
クリストファー・ミンツ=プラッセ | |
ジム・キャリー |
『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』内容
前作から数年たち「キック・アス」「ヒット・ガール」というヒーロー像の姿を捨てて学園生活を送っていた二人。
だが、卒業が迫ってくると将来を考えていたデイブ(アーロン・テイラー=ジョンソン)は「やっぱりこうじゃねぇ!」と思いスーパーヒーロー軍団を結成。
ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)に教えを乞う「キック・アス」だったが、そんな彼の前に悪役「マザー・ファッカー」が敵対するってお話。
『ジャスティス・フォーエバー』での大人びたクロエの魅力
前作のお馴染み「FUCK!」が飛び交う禁止用語は相変わらず炸裂。
11歳の頃のヒットガールは茶目っ気な可愛さと、良い感じの子供っぽさ、過激なセリフがポイントではありましたが、高校生になったヒット・ガールには妖艶さが加わった毒舌がなんとも言えない最高感を出してます。
「股を蹴りあげるぞ!ク〇野郎!」など過激なセリフが、本当にクロエの可愛さを引き上げています。
アクションシーンが前回より激しくスピーディーな展開は演技の賜物。
『イコライザー』(2014年)
最強の男デンゼル・ワシントンが『トレーニング デイ』でアントワン・フークワ監督と再タッグを組んだアクションサスペンス。
共演にはクロエ・グレース・モレッツが娼婦役として華さいている。
原題 | THE EQUALIZER |
製作 | 2014年 |
時間 | 131分 |
ジャンル | 19秒アクションサスペンス |
監督 | アントワーン・フークア |
出演 | デンゼル・ワシントン |
クロエ・グレース・モレッツ | |
マートン・ソーカス |
『イコライザー』内容
元CIAエージェント(作品中一切説明なし)のマッコール(最強俳優デンゼル・ワシントン)は似合わないホームセンターで働く一般人として生活していた。
ある、馴染みのカフェで同じ席で本を読んでいる時に娼婦の少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出会い、彼女を囲っていた”ロシアンマフィア”の非情さや悪童さに19秒でブチのめす感情が正義感として芽生えてきた。
彼は政府が解決できない不正を全て何事も無かったように抹殺してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だったってお話。
『イコライザー』のクロエが演じる娼婦役の魅力
アクションをそつなくこなしていたクロエ。
ですが、今作は全くの幼気な娼婦役を熱演しております。
フェロモン出しまくりの大人の色気は最高に観客を虜にします。痛々しい姿は本当に切なくて悲しい。
デンゼルとのカフェでの掛け合いは恋愛とはまた違う、心を通わせながらのSOSが伝わるのがクロエの演技力といったところですかね。
作品自体はデンゼルの無慈悲な悪への制裁をエンターテイメントとして楽しむのが一番の筋だと思いますが、それを最高に引き立てるクロエにもがっつり注目して魅力をわかっていただきた作品です。
妖艶なクロエは必須。
『フィフス・ウェイブ』(2016年)
最高の女優であるクロエ・グレース・モレッツが地球外生命体の攻撃によって人類が滅亡の危機に瀕したディストピアな世界。
見えざる敵に抗う孤独なヒロインを演じたSFアクションです。
原題 | THE 5TH WAVE |
年度 | 2015年 |
時間 | 112分 |
ジャンル | SFサスペンス |
監督 | J・ブレイクソン |
出演 | クロエ・グレース・モレッツ |
ニック・ロビンソン | |
リーヴ・シュレイバー |
『フィフス・ウェイブ』内容
「アザーズ」と呼ばれる地球外知的生命体による4度の攻撃で、人類の99%が死滅した地球で冒頭から絶望する。
生き残った女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は、離れ離れになった弟を救うために「アザーズ」がさらった子どもたち収容所へ向かうってお話。
『フィフス・ウェイブ』のアクションクロエの魅力
内容はよくあるSF。
それでもクロエを堪能するには十分の映画です。
サスペンス要素が若干ありますが薄い、完全に予告詐欺。
ですが随所随所にアクションを織り交ぜたクロエの立ち回りとあどけない表情は最高です。
(それだけ、でも、推したい。)
『彼女が目覚めるその日まで』(2017年)
クロエ・グレース・モレッツが原因不明の難病になる女性記者スザンナ・キャラハンの半生を描いた自伝(闘病記「脳に棲む魔物」)で映画。
原題 | BRAIN ON FIRE |
年度 | 2016年 |
時間 | 89分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ジェラルド・バレット |
出演 | クロエ・グレース・モレッツ |
トーマス・マン | |
キャリー=アン・モス | |
タイラー・ペリー |
『彼女が目覚めるその日まで』内容
ニューヨーク・ポスト紙で働くスザンナ(クロエ・グレース・モレッツ)は彼氏もおり充実した日々を送っていた。
そんなある日の仕事中、突如としてオフィスで倒れ込む。緊急入院を余儀なくされたが全く異常が見当たらない。
だが、物忘れがひどくなったり、仕事中に大事な取材で大失態を犯してしまうなど症状 が悪化。
幻覚や幻聴にも悩まされ、ついには全身が痙攣する発作を起こして闘病生活することになる。
異常が見当たらないスザンヌに医者達は精神科への転院を勧めるが…。
『彼女が目覚めるその日まで』記者役モレッツの魅力
病気になってしまったクロエが周りに支えられながら生き抜くという感動モノとは違い、病気になってしまったことに抗い、苛立ち、おかしくなってしまう彼女がキーパーソンになってきます。
ある意味、スリリングな展開はサスペンス、ホラーとはまた違う部類のヒューマンドラマです。
数々の映画で演技の幅を増やしている彼女にとっては、喜怒哀楽の激しさが本当に上手く伝わる作品です。
ある意味「キャリー」での演技力をそのままぶつけているんじゃないか思う程のホラー要素が観れるクロエでした。
オススメです。
最後に。
よく見るとR指定が多いクロエの作品ですが、そこが彼女の魅力でもあります。
アクションからヒューマンドラマ、SFなど幅広い演技を魅せているクロエを少しでも知ってもらえたら嬉しい限りです。
今回ご紹介した映画以外にもたくさんの作品に出演していますが、ピックアップしたもの以外も興味ある方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。
ではでは!
クロエが大好きな魁堵(かいと)でしたー!