
今回は色々なマルチプラットフォームで発売された「クロノ・トリガー」と続編にあたる「クロノ・クロス」が、作曲家である光田康典氏の中では名曲の数々だったなと思います!
そして、それに思い出補正を交えつつ簡単に “何曲” か紹介したいと思います!
ちなみに最新機種のニンテンドースイッチで遊べるスクエニの作品を「スイッチで遊べる「ドラクエ」で是非プレイしてほしい厳選8作品。」や「スイッチで遊べる「FF」で是非プレイしてほしい厳選6作品。」、「今からでもハマる『クロノ・トリガー』の魅力。」でも紹介しておりますので是非ご覧下さい。
さぁ、「光田康典」氏の楽曲にハマろうか。
『クロノ・トリガー』(1995年)とは?
スクウェアエニックスの名作として名高く、スーファミ、プレステ、そしてDS、PSアーカイブス、さらにはiOS/Androidに移植されたのが「CHRONO TRIGGER クロノ・トリガー」です!
90年代を代表するロープレであり、主人公クロノを中心に魅力的な仲間たちから、現在過去未来を行き来する異次元ストーリー、さらには「強くてニューゲーム」の先駆けであり、マルチエンディングの多さにもファンを唸らせました。特に戦闘システムよりも、耳に残るBGMが本当に名曲だらけなのが凄い。
そして、当時は考えられなかった(スクウェアとエニックスが合併する前)、坂口博信氏 × 堀井雄二氏 × 鳥山明 という組み合わせに発狂したのと、音楽に光田康典氏、植松伸夫氏という今のゲーム業界では考えられない布陣。
『クロノ・クロス』(1999年)とは?
そんな興奮が覚め止まないまま4年後の1999年に発売されたのが正式な続編、「Chrono Cross クロノ・クロス」です!
待望の続編が90年代ラストに発売された作品であり、前作の面影を残しつつもどこか懐かしさを感じさせました。
前作よりも、仲間人数が大幅に増え(40キャラ以上)てパーティの自由度が大幅に増したことによりプレイヤーを混乱させました。さらにはストーリーの緻密さに置いてかれるコトもしばしばありましたが今思うと良くできているストーリー展開はさすがスクウェアエニックス。
前作同様に「強くてニューゲーム」はもちろん健在で、マルチエンディングも同様に採用されています。前作でメインシナリオを勤めていた 加藤正人氏が今回は監督、脚本、演出を全て担当しています。
そして、BGMが単独になった光田康典氏が最高の音楽を届けてくれています。
『クロノ・トリガー』|名曲
現代である、A.D.1000年。
ガルディア王国では建国の千年を祝う「千年祭」が行われていた。
主人公である「クロノ」は、千年祭の会場で偶然にも金髪の少女とぶつかり出会う。彼女は「マール」と名乗り、流れで一緒に行動を共にする。幼馴染である発明家であった「ルッカ」のイベントである転送装置のデモイベントで「テレポッド」の公開実験に足を運んだ。
その実験台を観戦していた「マール」が転送のイベントに参加し、その転送中に異常事態が発生する。 突如現れた時空の渦というゲートに吸い込まれてしまい、身に着けていたペンダントを残し姿がキングクリムゾンする。
「クロノ」は「マール」を追って、同じ渦のゲートに飛び込むのであった…ってお話。
「 風の憧憬」|中世フィールドBGM
光田康典氏が生み出した名曲であり、霧を帯びた中世の世界観を完全に表現した切ないメロディが特徴です。
著名人アーティストである、清水 翔太氏やHilcrhymeがサンプリングしていることが楽曲の有名度がわかります。
「クロノ・トリガー」|オープニング
このゲームのオープニングBGMです。
冒頭から湧き出る期待感と想像できる壮大な物語の全貌、さらにはとてつもない疾走感にワクワクが止まりません。
ゲーム好きであれば誰もが聞いたことがある一曲です。
「時の回廊」|古代ジール
個人的クロノ・トリガーではナンバーワン曲。
古代ジールの近未来感に終始期待しつつ、この聡明なBGMはプレイする側もオシャレ感を何かしら感じてしまうのが本当に凄い。
これが光田氏の最高傑作だと思っている曲でもあります。
「王国裁判」|現代での王女誘拐裁判
中世から現代に帰りストーリーを進めて行くと王女誘拐犯として「王国裁判」にかけられます。
この時の何とも言えないBGMが本当に耳に残り、本当に裁判をしている気分を味わえます。ポップな音と裁判官、陪審員などのセリフが中々秀逸です。
『クロノ・クロス』 |名曲
時はクロノ・トリガーの世界から20年たったA.D.1020年。
ガルディア王国が当に滅び、「パレポリ」が権力を握ってから15年という歳月が流れていた。
主人公である「セルジュ」は幼馴染である「レナ」と “オパーサの浜” で黄昏ていた。「セルジュ」は突然に謎の声に意識がキングクリムゾンする。目を覚ますといつもの光景なハズなのどこか違う感じがし、自分の村へ戻ると「セルジュ」のことは誰も知らないという。
幼馴染の「レナ」を見つけて会話をすると「亡くなった幼馴染のお墓参りをお願いできるかしら」と言われ、墓に向かうと、そこには自分の墓である「セルジュの墓」が存在した。
衝撃な展開から、敵の様な人達に捕まりそうになるが旅娘である「キッド」が助けに入り、この謎を解き解く冒険が始まる。
※本作はクロノ・トリガーのパラレルワールドとされている。
「CHRONO CROSS ~時の傷痕~」|オープニング
『クロノ・クロス』でのオープニングで 使用されており、何ていうかこの曲だけでクオリティが高く初っ端から全てを圧倒した一曲です。
冒頭からラストまでのテンポがアップダウンすることにより、映像にマッチしている曲。
そしてクロノ・トリガーとはまた違った広大な冒険への第一歩が垣間見れます。
「夢の岸辺に アナザー・ワールド」|アナザーフィールド
主人公セルジュがホーム(現代)からいきなりアナザー(違った現代)という異世界に放り込まれて、フィールドに出た時に流れるBGM。
ドラマチックな展開からなんとも耳に残る奇妙かつ心地よいサウンド。
そして、これからの冒険を不安と期待をミックスした様な曲はさすがとしか言い様がないです。
「運命に囚われし者たち」|ダリオ戦:ボスBGM
一部では泣けると噂のグランドリオンに憑りつかれた最強のボス敵ダリオ戦でのBGM。
序盤からハープの音色から始まり、とても哀しい感じが漂いながら奏でられた曲。婚約者のリデアの思いとは裏腹に戦わなければいけないのは本当に悲しい思いが曲にのっている。
ちなみに、下準備を本気でしないとフルボッコに合ってしまうダリオ戦。
「時のみる夢」|デモムービー
こちらはデモムービーで流れる曲であり、サウンドトラックに収録されています。デモなので初めは「クロノ・クロス」で始り、後半になるにつれて「クロノ・トリガー」の曲がマッチしてくるという食わせ者。
何とも奮い立たせる仕上がりになっているのが特徴で”やられた!”と心に刻まれます。
最後に。
思い出補正も多少なりともありますが、光田康典氏の曲は本当に聞いてて心地よく、本当に癒されますよね。
今ではプレイしやすくなった、クロノ・トリガーやクロノ・クロス、さらにはゼノギアスや、マリオパーティ、ゼノブレイドシリーズなどで数々の名曲を思う存分披露しております。この機会に、名曲に注目しながらもプレイするのもありかもしれませんよ。
ではでは!
名曲を紹介しつつ光田康典氏推しの魁堵(かいと)でしたー!