
イギリス人の007俳優と言えば「ダニエル・クレイグ」ですよね!
クレイグは「007(ダブルオーセブン)」のジェームズ・ボンド役に抜擢されたことにより世界的大スターになりました。
そんな彼の魅力をたっぷりに感じられるオススメ作品を厳選して紹介したいと思います。
ちなみに他のイギリス俳優として「セクシー筋肉俳優!『アレクサンダー・スカルスガルド』の推し映画4作品を紹介…!」や「イギリス系俳優!『アーロン・テイラー=ジョンソン』がとにかく熱い映画5本。」、「玄人好み名優!『マッツ・ミケルセン』のオススメ過ぎる映画9作品 」なども記事で紹介しておりますので是非ご覧ください。
さぁ、ムッキムキの渋いクレイグに惚れようか。
『ダニエル・クレイグ』とは?
1968年3月2日生まれのイギリス人俳優。
1992年に映画デビューしてからイギリス映画で下詰みをし各賞を受賞、後に『トゥームレイダー』や『ロード・トゥ・パーディション』の端役で存在を発揮しハリウッドデビューをして認知度を上げる。
2005年に6代目ジェームズ・ボンドに抜擢され、ボンド役で金髪という初めての試みで批判が相次いだがクレイグボンドの『007 カジノ・ロワイヤル』が2006年に公開されてから、演技力と圧倒的なボンド感により周囲を力付くで捻じ伏せた。
それ以降、現在でもボンド役を継続し映画界を走っている。
『レイヤー・ケーキ』(2004年)
裏社会から足を洗おうとしていた麻薬ディーラーダニエル・クレイグ。
最後の大一番で仕事がらみでの最大のピンチに陥ってしまい、最悪の事態を迎えるクライム映画。
共演にシエナ・ミラー、マイケル・ガンボンという個性派俳優が脇を固める。複雑な人間関係が思いもよらぬ事態を引き起こすってお話。
『レイヤー・ケーキ』感想
堕落したクレイグの超絶グロッキー演技が観れるある意味レア作品です。
途中で観るのをやめてしまおうかと思うぐらい間延び部分があります…が中盤あたりからの盛り上がりは観てよかったと思える作品です。
原題 | LAYER CAKE |
年度 | 2004年 |
時間 | 105分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | マシュー・ヴォーン |
出演 | ダニエル・クレイグ |
コルム・ミーニィ | |
シエナ・ミラー | |
マイケル・ガンボン | |
トム・ハーディ |
『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)
長年の007シリーズで大抜擢されたクレイグボンドの第一弾。
クレイグボンドが”殺しのライセンス”を持つ“007”になる前の話からスタートし、国際テロ組織のぶっ壊すまでの任務を試行錯誤するってお話。
ボンドガールにはのエヴァ・グリーンを起用し、悪役の主体としてマッツ・ミケルセンが共演している。
『007 カジノ・ロワイヤル』感想
この映画ではクレイグとミケルセンとの一騎打ちカードバトルは最高に手に汗握ります。
というより、そこだけしかない。
この辺りから肉体改造をしてか、半端なくムキムキなクレイグが観れます。
原題 | CASINO ROYALE |
年度 | 2006年 |
時間 | 144分 |
ジャンル | 007 |
監督 | マーティン・キャンベル |
出演 | ダニエル・クレイグ |
エヴァ・グリーン | |
マッツ・ミケルセン | |
ジュディ・デンチ | |
ジェフリー・ライト |
『007 慰めの報酬』(2008年)
前作(カジノロワイヤル)のエンディングの続きという設定の第2弾クレイグボンド。
007としての任務と個人的な復讐で悩みまくり「やっぱり、悪党はゆるせねぇ」とクレイグボンドの生き生きした姿が観れる映画。
ボンドガールにはオルガ・キュリレンコで敵役はマチュー・アマルリックが共演している。
『007 慰めの報酬』感想
前作では渋めの落ち着いた雰囲気から一変して、アクション満載の筋肉クレイグが堪能できるのが醍醐味です。
そしてアクションアクションアクションで賛否評論が分かれまくりなのだが、クレイグ好きとしては見逃せない映画なのである。
ムキムキ。本当に年齢を感じさせない。
原題 | QUANTUM OF SOLACE |
製作年度 | 2008年 |
上映時間 | 106分 |
ジャンル | 007 |
監督 | マーク・フォースター |
出演 | ダニエル・クレイグ |
オルガ・キュリレンコ | |
マチュー・アルマリック | |
ジュディ・デンチ | |
ジェフリー・ライト |
『ディファイアンス』(2008年)
第二次世界大戦中に起きた、『オスカー・シンドラー』に匹敵する約1200人のユダヤ人の生命を救ったビエルスキ兄弟の実話的サスペンス映画。
その、ビエルスキ3兄弟の長男を我らのダニエル・クレイグ、真ん中の弟がリーヴ・シュレイバー、一番下がジェイミー・ベルと中々映画好きにはグっとくる人選である。
『ディファイアンス』感想
正直に言うと、リーヴ・シュレイバーがクレイグの演技を完全に喰っている気がしないでもないですが、そこはジェイミー・ベル補正によって緩和されている作品でもあります。
終盤にかかるユダヤ人を救ったクレイグの哀愁ある終わり方は必見。
原題 | DEFIANCE |
年度 | 2008年 |
時間 | 136分 |
ジャンル | 戦争ドラマ |
監督 | エドワード・ズウィック |
出演 | ダニエル・クレイグ |
リーヴ・シュレイバー | |
ジェイミー・ベル |
『ドリーム・ハウス』(2011年)
クレイグ主演によるホームサスペンススリラーという謎ジャンル。
ある屋敷に移り住んだクレイグ一家だが家の中で起きる奇怪な事件から、「この家やばくね?」と思い、妻と子を必死に守ろうとする映画。
共演の妻役にはレイチェル・ワイズ(後に本当に妻になった。)、よくわからない住人女としてナオミ・ワッツも共演している。
『ドリーム・ハウス』感想
本当に家がメインのお話で “ホラーかこれ?” と思わせながら展開が進みます。
ですが、カメラワークとクレイグの必死な感じが全てをカバーしているのが不思議と魅力が上がっている不思議な作品です。
ナオミ・ワッツが叫びまくる姿は観ててイライラしますが、凄いキーマンになるのがポイント。
原題 | DREAM HOUSE |
年度 | 2011年 |
時間 | 92分 |
ジャンル | ホラーサスペンス |
監督 | ジム・シェリダン |
出演 | ダニエル・クレイグ |
レイチェル・ワイズ | |
ナオミ・ワッツ | |
マートン・ソーカス |
『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)
スウェーデンのベストセラー小説を『セブン』のデヴィッド・フィンチャーが映画化。
小説通りにスウェーデンを舞台に「数十年に及ぶ血族の因縁と猟奇的ミステリー」に焦点を当てたサイコミステリー作品でもある。
重要なキーパーソンのジャーナリスト役に男前ダニエル・クレイグ、天才ハッカーのリスベット役にルーニー・マーラという最強の布陣で挑んでいる。
『ドラゴン・タトゥーの女』感想
リスベット役のマーラがフィーチャーされまくりな今作ですが、クレイグの優柔不断ジャーナリストも中々見もの。
劇場公開時に観に行った時に、目の前のいた家族の方々がモザイクシーンが出た瞬間になんとも言えない空気感が広がっているのを目の当たりにしたのは今でも忘れないです。
役作りで中年太りムキムキクレイグになってます。
原題 | THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO |
年度 | 2011年 |
時間 | 158分 |
ジャンル | サイコサスペンス |
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
出演 | ダニエル・クレイグ |
ルーニー・マーラ | |
クリストファー・プラマー | |
ステラン・スカルスガルド | |
ロビン・ライト |
『007 スカイ・フォール』(2012年)
クレイグボンドの活躍を描くスパイ映画第3弾
※シリーズとしては23作品目
上司との信頼が揺らぎらながら二転三転する事件が急遽発生する。
世界的ネットワークの犯罪組織がクレイグボンドの目の前で”リンゴを頭に乗せた女性に容赦なく発砲する”行為を見せられてキレながら壮絶な押し問答が繰り広げられる。
敵役に超個性派俳優ハビエル・バルデム、さらには鼻が気になるレイフ・ファインズとこれだけでもお酒が飲めるメンバーである。
『007 スカイ・フォール』感想
ボンドガールが出ないのと、男同士が最高に喧嘩する映画は稀かなと感じる作品です。
トムクルーズのアウトロー並みの荒々しいリアリティは本当に観てて格好いい。というより、それしか覚えていないクレイグ映画。
体系を戻して更に筋肉に圧がかかってるクレイグが魅れます。
原題 | SKYFALL |
年度 | 2012年 |
時間 | 143分 |
ジャンル | 007 |
監督 | サム・メンデス |
出演 | ダニエル・クレイグ |
ハビエル・バルデム | |
レイフ・ファインズ | |
ナオミ・ハリス |
『007 スペクター』(2015年)
もうお分かりかと思いますがクレイグボンドの第4弾です。
内容は敵スペクターとの闘いなのだがあっさり倒せる。彼の幼少期の秘密がわかるのが一番大きい。
ボンドガールがモニカ・ベルッチとレア・セドゥという誰だこいつ感が漂う中美人補正により緩和される。
『007 スペクター』感想
クレイグボンドでは4作目にして一番面白いです。
今までのスタイリッシュさや緊張感、アクション、ボンドガールと全て詰め込んだ映画です。
一番人気出たのもうなずけるかなりの良作で、50歳前に思えない。
原題 | SPECTRE |
年度 | 2015年 |
時間 | 148分 |
ジャンル | 007 |
監督 | サム・メンデス |
出演 | ダニエル・クレイグ |
クリストフ・ヴァルツ | |
レア・セドゥ | |
ベン・ウィショー | |
ナオミ・ハリス |
『ローガン・ラッキー』(2017年)
『オーシャンズ11』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督が放つクライム(コメディ)映画。
この世界で流行っているカーレース「NASCAR」の売上金を強奪を企む兄弟(チャニング・テイタム&アダム・ドライバー)と金庫破りのスペシャリスト(ダニエル・クレイグ)が強奪実行までの活劇映画。
『ローガン・ラッキー』感想
クレイグが脇役な存在なのに主演2人を喰うという映画でもある。
紹介しなかった『トゥームレイダー』でも脇役として出演していますが、金庫破りという特殊な感じと囚人上がりという設定が彼には完全にマッチしているいます。
というより、「アダム・ドライバー」を知らない人は最近のスターウォーズのカイロ・レンと言えばわかる人が多いかも知れませんし男前。
オススメ。
原題 | LOGAN LUCKY |
年度 | 2017年 |
時間 | 119分 |
ジャンル | サスペンスコメディ |
監督 | スティーヴン・ソダーバーグ |
出演 | チャニング・テイタム |
アダム・ドライバー | |
ダニエル・クレイグ | |
セス・マクファーレン | |
ケイティ・ホームズ | |
ヒラリー・スワンク |
最後に。
ジェームズ・ボンド役で一躍有名人となったクレイグではありますが、その他の作品でも随所随所で魅力的な作品に出演されています!
2020年に公開予定の新作ボンドも公開されますから、これからも「ダニエル・クレイグ」を見逃せませんね。
ではでは!
クレイグ好きの魁堵(かいと)でしたー!