
今回は『マイティ・ソー』での「ロキ」役でお馴染み『トム・ヒドルストン』。
彼は誰もが認める正統派イケメンであり、その甘いフェイスから「ロキ」役で一気に女性達の心をわしづかみにし、映画ファンに知らしめました。
そんな、ヒドルストンのオススメ映画作品を有名すぎる「MARVEL」を除いてご紹介させていただきます。
さぁ、トムでヒドルストンしようか。
『トム・ヒドルストン』とは?
1981年2月9日生まれのイギリス俳優。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MARVEL)の「ロキ」役(2011年から2019)として全世界の注目の的になり『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで出演をする。
2011年は端役ではあるが、『戦火の馬』、『愛情は深い海の如く』、『ミッドナイト・イン・パリ』などに出演をしハリウッドでの地盤を着実に踏む。
2015年には”ギレルモ・デル・トロ”監督の元で『クリムゾン・ピーク』に出演した。
2016年にはドラマ『ナイト・マネジャー』で主演と製作総指揮を務めて存在感を発揮する。このドラマで「プライムタイム・エミー賞」で主演男優賞と作品賞の2部門にノミネートされ、そして「ゴールデングローブ賞」では男優賞を獲得した。
2019年以降も映画(ドラマ)界を突っ走り、ヒドルストンここにありと世界に知らしめている。
『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(2013年)
何世紀にも渡って恋人同士として生きてきた二人の吸血鬼の男女。
彼女と久しぶりの再会を果たした時に、彼女の妹も同行しており色々と関係姓が変化していく。
マイティー・ソーでの『ロキ』役で有名な「トム・ヒドルストン」を筆頭に、「ティルダ・スウィントン」や「ミア・ワシコウスカ」という玄人好み俳優が華を添えている。
原題 | ONLY LOVERS LEFT ALIVE |
年度 | 2013年 |
時間 | 123分 |
ジャンル | ヴァンパイアファンタジー |
監督 | ジム・ジャームッシュ |
出演 | トム・ヒドルストン |
ティルダ・スウィントン | |
ミア・ワシコウスカ | |
ジェフリー・ライト |
完全に好みが分かれる “美しい吸血鬼” ヒドルストン
「ブロークン・フラワーズ」でビル・マーレイを主演に据え、彼の自分探しをオシャレかつブラックコメディとして作品を出したジム・ジャームッシュ監督が、アンダーグラウンドのロックに何故か21世紀を生きる吸血鬼をミックスしたオシャレな映画です。
正直に言うとストーリーは人間の心情に嫌気が差しながらもミュージシャンとして活動していながら、久しぶりに恋人と再会したら妹が絡んで来て関係姓が著しく変わるという簡単ではあります。
ですが、一番注目して欲しいのはロングの黒髪に妖艶さを感じる「トム・ヒドルストン」を堪能する映画です!
ええ、肉体美も含めて最高に美しいです。
食事には「血」が不可欠なので、医師(この医師との関係姓は謎)からに輸血に使う血液をもらい生き延びているのですが、上品にワインを飲むかのようにグラス注いだり、加工してアイスにして食べるなど一つ一つの動作がこの監督の美しさです。
そして、「トム・ヒドルストン」×「ティルダ・スウィントン」が年齢を感じさせない大人の色気を満喫できます。
裸同士のシーンなどはドキドキというよりは “なんだこの監督が好きなことやりましたという美しさは” という感情になりますので、色々と目のやり場に困りますが逆に最高です。
それにエッセンスを加える様に音楽がマッチしているので、ヒドルストンが好き以外は観なくても良いと思わせるのが凄い映画でもあります。
『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』┃内容
吸血鬼ではあるがミュージシャンとして活動しているアダム(トム・ヒドルストン)はアングラな世界で人間たちと静かに暮らしていた。
だけども、自己破壊的な言動をいちいち取る人間に対し複雑な思いも同時に抱えていた。
しばらくして何世紀も恋人として共に暮らしてきた吸血鬼であるイヴ(ティルダ・スウィントン)と再会することになり、同時にイヴの妹であるエヴァ(ミア・ワシコウスカ)が現われて関係姓が変化していくってお話。
『クリムゾン・ピーク』(2015年)
『パシフィック・リム』で知られる「ギレルモ・デル・トロ」監督作品であるミステリーホラー。
「クリムゾン・ピーク(赤粘土の影響)」にある屋敷で生活する女性が亡霊たちの導きにより謎が解明されていく。
お馴染み『ロキ』役での「トム・ヒドルストン」、そして『ゼロ・ダーク・サーティ』の「ジェシカ・チャステイン」、再び共演する「ミア・ワシコウスカ」など監督が好きな俳優選びましたという人選。
原題 | CRIMSON PEAK |
年度 | 2015年 |
時間 | 119分 |
ジャンル | ゴシップロマンス |
監督 | ギレルモ・デル・トロ |
出演 | トム・ヒドルストン |
ミア・ワシコウスカ | |
ジェシカ・チャステイン | |
チャーリー・ハナム |
美しくも怖ろしく、そしてトム・ヒドルストン
ジャケットや、プロモーションなどでは恐怖感漂う演出が施されていますが、本当の内容は亡霊を通じた壮絶な三角関係とちょっとした謎解きです!
※後はグロテスクな亡霊が色々と教えてくれるというトッピング付き。
そして何よりも紳士的かつ美しいヒドルストン。
『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』で吸血鬼での妖艶さを魅せたヒドルストンですが、この『クリムゾン・ピーク』でも余す事のない色気を演出してきます。
特にワルツを踊る場面があるのですが、ロウソクの火を消さず儚く優雅に立ち振る舞う姿は「これでヒドルストンに惚れない相手はいないだろう」と有無を言わさず納得させられます。
更には角度で最高の美人に見えるジェシカ・チャスティン。
結婚した二人に激しい嫉妬をするヒドルストン姉役ことルシール(ジェシカ・チャスティン)がヒドルストンに対しての恋愛感情以上を持っているということでヒヤヒヤさせながらも、期待せざるえない色っぽさが凄く魅入ってしまいます。
ラスト辺りでヒドルストンがポンコツに見えないこともありませんがそこは肉体美でフォローでき、よくわからない三角関係の壮絶な末路がスコップに期待。
『クリムゾン・ピーク』┃内容
齢10歳のときに母の幽霊と遭遇したイーディス(ミア・ワシコウスカ)は度々、亡霊を目撃するようになる。そしてトーマス(トム・ヒドルストン)と出会うことにより、自分の父が謎めいた死を遂げてしまい、傷心ながらも彼と結婚することにする。
クリムゾン・ピーク(赤粘土の影響)と呼ばれる山頂に豪邸を構えて、トーマスの姉であるルシール(ジェシカ・チャステイン)と一緒に移り住むことにする。そして3人での生活にもやっと慣れてきたところで、亡霊たちが奇妙な警告を次々とおこなうってお話。
『アイ・ソー・ザ・ライト』(2015年)
29歳で亡くなった天才カントリーシンガーである「ハンク・ウィリアムス」をモチーフにした伝記ドラマ。
天才シンガーとして活躍した彼の日常や、功績などをヒドルストンで好演する。
ちなみに歌うヒドルストンが観れる唯一の映画。
監督は「マーク・エイブラハム」であり、『ロキ』役で有名すぎる「トム・ヒドルストン」、そして綺麗どころと言えば「エリザベス・オルセン」が共演しています。
原題 | I SAW THE LIGHT |
年度 | 2015年 |
時間 | 123分 |
ジャンル | 伝記ドラマ |
監督 | マーク・エイブラハム |
出演 | トム・ヒドルストン |
エリザベス・オルセン |
この映画は “やさぐれた天才ヒドルストン”の歌声が聞ける
一言で言うと、 喜怒哀楽を激しく表現している新しいヒドルストンを観ることができ、その歌声が合わさって終盤になればなるほどクズ野郎感が出てくるがどこか寂しさを好演しています。
ちなみにオルセンが超絶に美人です。
『アイ・ソー・ザ・ライト』┃内容
時は1944年。アメリカのアラバマ州が舞台。
天才カントリーシンガーであるハンク・ウィリアムス(トム・ヒドルストン)はオードリー(エリザベス・オルセン)と結婚して幸せな日々を過ごしいた。
だが、順風満帆に見えたように見えたが、妻であるオードリーもシンガーの夢を抱えていることから家庭内に大きな溝が徐々に広がっていく。
やがてハンクがどんどんスターとして活躍していき妻との関係姓が完全に破綻する。
そして、その苦しみから逃げるように酒と女に溺れていくお話。
『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)
ハリウッドで何度もリメイクされている「キングコング」を題材に、謎の島に君臨している神として描いているアドベンチャーアクション。島に潜入することになった調査隊が巨大生物たちと遭遇してしまい、壮絶な死闘を繰り広げる。
島を調査する隊のリーダーが『ロキ』役で有名な「トム・ヒドルストン」、そして『ルーム』でアカデミー賞を受賞した「ブリー・ラーソン」、どの作品でも顔を出している「サミュエル・L・ジャクソン」という脇が以外にも固い。
原題 | KONG: SKULL ISLAND |
年度 | 2017年 |
時間 | 118分 |
ジャンル | コングアドベンチャー |
監督 | ジョーダン・ヴォート=ロバーツ |
出演 | トム・ヒドルストン |
サミュエル・L・ジャクソン | |
ジョン・グッドマン | |
ブリー・ラーソン |
ヒドルストンを筆頭に “大モンスターパニック” 乱闘映画
未知の巨大生物が生息するという「スカル・アイランド(髑髏島)」に送り込まれた調査隊が、案の定鉢合わせしまくりヒドルストンが冷静にかつ大胆に対峙していく、モンスターパニック映画というのが本編です!
とにかく飽きさせません。
永遠にモンスター達とパニックしており、出会った瞬間に速攻で誰かお亡くなりなるのですが祈る間もなく大乱闘というのが面白い。
もう、銃で構えながら進むヒドルストンでお腹いっぱいなのですが、それを護る軍人役のサミュエルが良い感じにクズ野郎なのが見ていて清々しいのも特徴です。※キレたらサミュエル特有のマザー〇ァッカーと叫ぶ。
ヒドルストンを好演はしているのですが、正直に言うと「コング」と敵モンスターである「スカルクローラー」のモンスター対決が全て持って行ってしまうので人間が全て引き立て役になってしまうという稀な映画でもあります。
※モンスター同士の闘い方も、ゲームの様なプロレス技から殴る、蹴るなどまさに厨二秒設定なのが実に良い。しかも、これがまた熱い。本当に。
頭を空っぽにして、雰囲気を楽しむ最高の娯楽映画。
『キングコング:髑髏島の巨神』┃内容
コンラッド(トム・ヒドルストン)率いる調査遠征隊が、未知の生物を探す為に島に乗り出し、神話上の生物を探しに潜入する。
そこは髑髏(どくろ)島と呼ばれ岩壁には巨大な手の形をした血の跡が残っていた。それは、島の神である”キングコング”のものであったって話。
『ナイト・マネジャー』(2016年/ドラマ)
Amazonプライム独占放送。
イギリスの作家であるジョン・ル・カレが1993年に発表したスパイ小説が原作。
そしてイギリスとアメリカが共同制作により『ロキ』役でもうお分かり「トム・ヒドルストン」主演。
テレビドラマシリーズ化された骨太スパイアクション。
原題 | The Night Manager Season 1 |
年度 | 2016年 |
話数 | 8話 |
ジャンル | スパイアクション |
監督 | スサンネ・ビア |
出演 | トム・ヒドルストン |
ヒュー・ローリー | |
エリザベス・デリッキ |
『ナイト・マネジャー』┃内容
ホテルで働くナイト・マネジャー(元イギリス軍兵士)「ジョナサン・パイン(トム・ヒドルストン)」はイギリス情報機関のスパイとなり、違法な武器業者に潜入して不正取引を暴こうとするお話。
※ナイト・マネジャー=夜間支配人
最後に。
トム・ヒドルストンは正統派イケメンであり、マイティー・ソーでの『ロキ』役を機に様々な役どころを演じている実力派俳優です!
甘いマスクでの妖艶な演技から、骨太のアクションまでそつなくこなす彼。
そんな、ヒドルストンにハマってみてはいかがでしょうか。
ではでは!
ヒドルストン推しの魁堵(かいと)でしたー!