『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』はハドソン版スマブラとしては色々とよくできてる。

PS2

 

 

どうも! 魁堵(かいと)です!

さっそくではありますが「大乱闘スマッシュブラザーズ(通称:スマブラ)」は皆さんご存じですか?

スマブラは任天堂が1999年にニンテンドー64で販売したゲームで、今まで各作品で活躍したゲームキャラクター達が一斉に集い大乱闘を広げるはちゃめちゃアクションゲーム。

私も当時から友人達と集まってはコントローラーの取り合いで、負けたモノが抜けて交代するというシビアな世界を生き残っていました…!

そんな中、ハドソンがあきらかにスマブラを意識したゲームを発売したのが、『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』

この作品の内容…いや魅力はあまりないですが簡単に紹介したいと思います!

 

 

さぁ、このゲームの凄さを体感しようか。

 

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『ドリームミックスTV ワールドファイターズ(DMTV)』とは?

2003年にコナミ、タカラトミー、ハドソンの3社が共同制作し、PS2とGC(ゲームキューブ)で発売されたスマブラに似た”はちゃめちゃ対戦アクション”です。

三社の人気キャラクター達の大集合ということで、ゲーム内の架空のテレビ局「ドリームミックスTV(通称:DMTV)」で放映されている格闘バラエティー番組「ワールドファイターズ」に出場して対決するという設定。

コナミでは「パワプロ君」、タカラトミーは「リカちゃん人形」、ハドソンお馴染みの「ボンバーマン」など様々な人気キャラクターが参戦するクロスオーバー作品となっています。(全体的にキャラが弱かったのが気になったが。)

当然、対戦のステージやBGMもキャラクターが関わった曲である。(が…どれもいまいちピンとこない。)

当初のスマブラと同じく最大4人で戦うゲームシステムであり、操作性含めて『スマブラ』と酷似しており「ハドソン版スマブラ」は言い過ぎか。と言っても大丈夫。

 

『DMTV』ゲームシステム

 

基本的には十字キーかスティックで操作をし、攻撃ボタン(方向キーの入れ込み具合で威力が変わる)、ジャンプボタン、技ボタン、掴み(投げ)ボタン、シールドボタン(ジャストガードあり)と、スマブラとほぼ同じ仕様です。

落下によるダウンは無く、ライフゲージでを0(ゼロ)にしたら勝利というゲーム。

ハプニングというステージギミックや、視聴率(派手な技を決めると上がり、高ければ高いほどスコアが上がる)というギミック演出が面白い。

※ライフゲージについては、攻撃されるとコイン型のライフが飛び散りそれを他の物が取ると回復し、最終的にチビ魂というのを取られると敗者となり画面から弾き出される。

 

「スマブラ」と違う仕様

  1. 「ダッシュ」と「しゃがみ」がない。
  2. 「2段ジャンプ」がない。
  3. 「ジャストガード」が採用されており、瞬時に反撃攻撃する。
  4. “機”という概念は無く、相手のライフゲージをひたすら0(ゼロ)にする。
  5. 圧倒的に任天堂に比べてキャラが弱い

 

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『DMTV』主な出演キャラクター

コナミ、タカラトミー、ハドソンを合わせて総勢17名。

 

コナミ(KONAMI)

  1. パワプロ君(実況パワフルプロ野球)
  2. シモン(悪魔城ドラキュラ)スマブラSPより先に大乱闘に出ていたよ!
  3. ツインビー(ツインビー)
  4. スネーク(メタルギアシリーズ)無理やり出場させられてる感半端ない
  5. モアイ(グラディウス)何故にここで「ゴエモン」ではなくモアイ。

タカラトミー(TAKARATOMY)

  1. コンボイ(トランスフォーマー)
  2. タカオ君(爆転シュート ベイブレード)
  3. ミクロマン(玩具「ミクロマンシリーズ」)
  4. リカちゃん(玩具「リカちゃん人形シリーズ」)
  5. アスカ(フィギュア『COOL GIRL』シリーズ)
  6. メガトロン(トランスフォーマー)

ハドソン(HUDSON)

  1. ボンバーマン(ボンバーマンシリーズ)
  2. 桃太郎(桃太郎伝説、電鉄シリーズ)
  3. ユーゴ(ブラッディ・ロア)
  4. 高橋名人(高橋名人の冒険島シリーズ)
  5. 卍丸(天外魔境シリーズ)
  6. 貧乏神(桃太郎伝説、電鉄シリーズ)

 

後にスマブラに登場する「シモン」と「スネーク」が目玉として登場している。実は大乱闘系に「スネーク」が登場した初作品はコレ。

 

『DMTV』の微妙な魅力は?

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ゲームシステムがスマブラに酷似が新鮮

先程にも説明した通りですが操作はスマブラと同じでまさしく劣化版な気がしないでもない。

ですが、ドリームマッチらしく他社のキャラクターで ”どつきあい” はある意味斬新で面白いです。いや、やはり劣化版だった。

必殺技が1種類しかない謎仕様から、さらには勝負を決めるのはライフゲージ(コイン型のハート)を全て失ったら終わり。逃げ回って飛び散ったライフコインを取りまくってたら勝てるという戦略性が全くないのが凄い。

 

当初のスマブラ人気が4年以上も続いている中での3社の共演は素晴らしいモノであり、リカちゃんやボンバーマン、スネークなどがボッコボコに ”どつきあう” のはプレイしたものに「このゲーム、マジでやべぇ!」と歓喜したものです。ですが、ステージギミックや演出が少ないせいか平坦なステージを淡々と戦わされてるだけがいまいち盛り上がりに欠け、なんだかなぁと感じになりました。

 

 

声優が今思うとフルキャスト

キャラクターはフルボイスなのですが、声優陣がスマブラに劣らないぐらい凄いのが一番の特徴。

分かる人には分かる、シモン:石川英郎氏(うちはイタチ)ツインビー:田中真弓氏(ルフィ)コンボイ:玄田哲章氏(シュワちゃん)タカオ君:くまいもとこ氏(本田吾郎)ミクロマン:野島健児氏(宜野座伸元)スネーク:大塚明夫氏(セガール)卍丸:伊倉一恵氏(牧村香)など原作通りにレコーディングしているのが凄い。

※余談にはなりますがバトル終了後に勝利者キャラのキメ台詞をボイス付きで喋ってくれるのは凄いありがたかった。

 

 

最後に。

このゲームを思い出してから記事を書きたくてウズウズしてたので感無量です。

当時のスマブラ熱からの購入で、友人達には全く心に刺さらなかったこの作品ですが一通りは楽しめますのでご興味のある方は是非、YouTubeでプレイ動画を楽しんでもらえたらなと思います!

見るだけでお腹いっぱいになります。

 

 

ではでは!

懐かしきスマブラ風ゲーム紹介の魁堵(かいと)でしたー!

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