『ワンダープロジェクトJ』でスーファミ育成ゲームでおすすめできる…!ピーノを育てるスクエニ作品。

SFC

 

 

どうも! 魁堵(かいと)です!

懐かしいエニックスのゲームと言えば「ワンダープロジェクトJ―機械の少年ピーノ」ですよね!

 

とにかく中毒性のあるCMが印象的でした…!

 

という訳で、今回はスーパーファミコンで発売されたシュミレーション育成ゲーム「ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ」についての魅力を簡単に紹介したいと思います!

珍しいマウスも使える育成ゲームであり、難易度は非常に高いですが良くできたスクエニの傑作。

 

 

さぁ、ピーノを育てようか。

 

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『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』とは?

1994年に合併する前のエニックスから発売された、スーパーファミコン用育成シミュレーションゲームの金字塔。

また、このソフト名は「Vジャンプ」によるソフト名募集コーナーで採用されたものがソフト名になっています。

※SFCマウスに対応しています。

 

1996年に「ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット」という続編が発売されているがさほど話題にもならなかったのも印象的なゲームです。内容は悪くなかったかが勢いがまったくなかった。

 

概要

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プレイヤーは妖精ロボット・ティンカーを操作

(C)1994 アルマニック / ミント / エニックス

 

カーソルを動かして、画面中のオブジェクトに触る事でゲームを進行させるという一風変わったシュミレーションゲーム。

動いたばかりのピーノ(ギジン)に近くに落ちている道具を掴み与えて、正しい道に導くのがこのゲームの肝で、常にピーノの行動を監視し、使い方が「正しい」か「正しくない」と指示して覚えさせます。

ステージイベントでピーノに教え込んだ(練習させた)技術・能力を発揮させてクリアしていく。

イベントをクリアする為にピーノを成長させて進むというのが一連の流れです。

 

体力値と気力

(C)1994 アルマニック / ミント / エニックス

 

上記のパラメーターがピーノで一番重要。

上昇上限値は500。体力値は体(走る、振る、飛ぶ)を使う行動により減少し、気力値は頭(本を読む、謎解き)を使う行動をすれば減少します。

2つともアイテムをピーノに食べさせる事で回復可能。

ちなみに、体力が30未満か、気力が20未満になると危険モーションになり、10以下になるとへとへとの状態で行動制限(移動スピードダウン)にかかるのが特徴です。

 

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ゲームオーバー

「体力値」と「気力値」が0になるとピーノは故障してぶっ倒れます。直すには現地マネー修理費用として3,000コルロという破格の金額になります。

また、同時に三日経過するか3,000コルロ未満の場合は修理費用が全く払えないとして強制ゲームーオーバー。

そしてイベントがクリアできなかった場合にも場所によっては強制ゲームオーバーとなります。

 

ストーリー

50年前の戦争で荒れ狂った「コルロ島」の復興のために人々は労働力としてギジンと呼ばれる人間型の機械人形を作り出して見事に島を復興した。

だけども、作った人々が優れた性能を持つギジンの存在を疎むようになり「あいつら邪魔じゃね?」と迫害が各地で起きるようになる。

その、ギジンの生みの親である科学者『ジェペット博士』はそんな状況を改善する為に、人間と和解できるようにと”人間”そっくりのギジン「ピーノ」を作り上げたその直後、無実の罪でいきなり連行されてしまう。

ロボット・ティンカーは博士を救う為にプレイヤーと協力して、ピーノの中にある「謎の回路J」の発動を目指して行動するってお話。

 

『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』の魅力は?

ジブリではないが圧倒的アニメーション2D

(C)1994 アルマニック / ミント / エニックス

 

スーファミ中期作品としてはアニメーショングラフィックの綺麗さは秀逸。

今で言うと「二ノ国」をプレイしているかのような世界観に引き込まれます。

ピーノにアクション行動をさせる度に「日髙のり子ボイス」がマッチングしているのも魅力の一つ。

ピーノが出会う色々なキャラクターにも物語があり、そのギジン絡みも交えつつストーリーを楽しむの一興です。

 

ピーノを育てるのに夢中になれる

(C)1994 アルマニック / ミント / エニックス

 

プレイヤーはピーノに付きっきりで世話をします。それが楽しくてしょうがない。

少し操作をしないだけでオブジェクトを食べたりするので、ハンマーでド突ついて吐き出させ対処したりします。

褒めることや叱ったりすることの積み重ねで覚えさせ、最強のピーノでイベントに挑んでも運要素が大きく絡むのもこのゲームの特徴です。

ピーノ自体を操作は一切不可能なのでまさに「見守る」しかできない…だけども、「自分が育てたピーノが負けるわけがない!」と意気込んで愛着というのも沸いてしまうのが往年の「森川君2号」を思い出します。

頑張れピーノ。

 

現代の子では難しすぎる、稀に見る難易度の高さが逆に良い

(C)1994 アルマニック / ミント / エニックス

 

このゲーム最大のポイントは育てるのが全く上手くいかずイライラしてコントローラーを投げるところかと思います。

10個以上パラメーターがあるのですが、随所随所に鍛えると上がり下がりが大幅に生じてしまいピーノが思った行動を取ってくれません。

そしてステージがクリアが困難になり、詰みゲーへと昇格してしまうのです。ノーヒントというのが凄いゲーム。

ですが、その苦労を味わった後のクリアした達成感は感無量です。

 

ラストの第8章でのボス戦で「コルロ剣」で戦うのですが「ピーノが上手いこと動いてくれねぇ!!動け!動けよぉ!!!ピーノ!!!回復できねぇんだよぉ!!」と言うことを利かずに叫んだのは内緒の話。

 

最後に。

当時のエニックスではドラクエ以外は本当に面白いゲームが壊滅的状態だった中で、思い切った方向転換でのシュミレーション育成アクションは斬新であり良いインパクトを残せた作品です。

今ではプレイするにはスーパーファミコンでしかできないのが惜しいところではありますが、是非ご興味がある方はしてみていはいかがでしょうか!

※VC(バーチャルコンソール)かニンテンドースイッチのリメイクで発売されないかな。

ではでは!

懐ゲー紹介の魁堵(かいと)でしたー!

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