CAPCOM(カプコン)のロープレと言えば、ブレスオブファイアシリーズを思い出してしまいますよね…!
特にハマったのはPSで発売された、「ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの」
2人の主人公を入れ替わり立ち代わりで操作しながら物語を進行していくのですが、ミニゲーム(お馴染みの釣りや、共同体って今でいうとモンハンみたいな感じです。)についつい無駄に時間を使ってしまうのがこのゲームです。
というのは建前で最高の鬱展開が魅力的なのは内緒の話。
なので今回はラストにかけての内容について簡単に紹介したいと思います!
さぁ、リュウとフォウルで無双しながら堕ちるとこまで堕ちようか。
『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』とは?
CAPCOM(カプコン)が2000年に発売したPSソフトのRPGである。
主人公は主に「リュウ」を操作するのだが、裏に「フォウル」というのも存在し、物語に合わせて2人を交互に操作して進めていく。
戦闘システムに関してはターン方式であり、基本的にこれまでのシリーズと同じ。マルチエンディングであり、終盤での選択によりエンディングが分岐する仕様である。
難易度は決して高いとは言えず(レールロールプレイングの特徴で行く方向がわかりやすい)しなくて良いミニゲームを覗いたら30時間~40時間程でクリアは可能。
『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』┃ストーリー
泥の海に隔てられた2つの大陸間が舞台。
西側の「フォウ帝国」と東側の「連合諸国」が古くからいざこざが絶えずに戦争が続いている。
長く続きすぎた戦争は後に、一時休戦することになった。
休戦して1年。前線の町の “セネスタ” へ向かった東側連合のウィンディア王国王女『エリーナ』が消息を絶ったことで大きな歯車が動き出す。
捜索部隊を送ることにより、「フォウ帝国」を刺激することを恐れた東側の「連合諸国」は大掛かりなエリーナ王女捜索に戸惑っていた。
そこで、エリーナの妹である『ニーナ』は、東側の「連合諸国」のフーレン族族長「クレイ」と共に、エリーナ捜索へ旅立つ。
その道中、ニーナは記憶喪失の青年・リュウと出会い、行動を共にすることになる。
『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』主要キャラ
『リュウ』 CV. 山口勝平
出典元:ブレス オブ ファイア シリーズポータルサイトから引用
本作の主人公。
ある大陸の街道で「巨大な竜」が突如出現した後に現れた記憶を無くした青年。
竜眼、竜変身、竜召喚といったBOFあるある能力を持っている。
正体自体は「フォウル」が召喚された時に分離した彼の半身である。その際に「フォウル」とリンクすることが度々ある。
『フォウル』 CV.千葉一伸
出典元:ブレス オブ ファイア シリーズポータルサイトから引用
本作のもう一人の主人公でラストボス。
数百年前に西の大陸で召喚された「神」である。
ヒトの願いを聞いて、西の大陸を統一してから「フォウ帝国」を我が身一つで築いた初代皇帝「神皇」である。
だが、召喚された時の術が不完全だったせいか、力が戻った瞬間に神皇を返還するように帝国と盟約を交わして封印される。
さらに数百年後ー
もう一人の主人公「リュウ」の出現にあわせて復活を果たす。
目覚めてから「フォウ帝国」に出向くが盟約を全く果たす気のない帝国に追い立てられるハメになる。
道中にマミという村娘に匿われることになる。次第に素朴で優しいマミに触れることにより、ヒト自体に希望を持ち始めるが、マミが「呪砲」の人質にされたことにより絶望をする。
『ニーナ』 CV. 氷上恭子
出典元:ブレス オブ ファイア シリーズポータルサイトから引用
ウィンディア王国の第2王女でうるさい。
背中に桃色の翼を持っている妖精もどきみたいな感じのヒロイン。
『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』┃最高の鬱展開とは?
終盤で「エリーナ」に会えて目的達成と思いきや壮絶な展開
ストーリーの終わりが見えてきた終盤の敵国「フォウ帝国」に捕まっていることが判明して、フォウ帝国内のダンジョンを攻略していくと会うことができて目的達成!
よっしゃー!逃げるぞ!と思いエリーナとの話を進めて行くと、「クレイ(彼女の恋人)と2人で話をさせて」とイベント発生。
そして、彼女の話の内容が最高に切ない。
「ユンナ(敵)」という敵に実験台にされており、1人では全く動きも出来ない怪物に改造されてしまっていたことを告白。
なんと、エリーナの下半身は屋内のダンジョン内全てに繋がっているという仕様というなんともまぁ。
※フォウ帝国内のダンジョンは彼女の体の一部というヤバい設定
最後に恋人クレイに会えたことに感謝しつつ、彼にトドメをさしてくれと言い、幸せに絶命しました。
ブレス4のフォウルとマミは今思い出しても鬱展開すぎるよなぁ。マミが生贄にされたって分かって壊れるフォウルの場面まじで辛すぎるし😭エリーナを刺すクレイの場面も見てられないぐらい。人の闇をこれまでかってぐらい描写されてる。優しさも然りなんだけど。ブレス4本当にすごいゲームだよ。。
— まえ@低浮上 (@maaarooonXXX) January 12, 2020
シリーズ屈指のマッドサイエンティスト「ユンナ」
フォウ帝国のマッドサイエンティスト「ユンナ」は完全に狂っています。
目的のためであれば手段を選ばずに、自分の理想の為に実験をするイカレ具合。
他人の命なんて微塵もどうでもよく道具としか思っていない残忍な性格で、最悪の核兵器「呪砲」を製作した張本人です。
呪砲(じゅほう)
ユンナが製作した「着弾地点一帯を、「呪い」で覆い尽くしてから百年単位で人の住めない生き地獄に変えてしまう」という兵器である。
その兵器の存在が明るみになってから脅威になっており、東の大陸連合軍に対する牽制になっている。
ストーリー上で語られる中では戦争時に一度だけ使用されたことがあり、標的にあった『チャンバの町』は魔物達が集う死の町に変わってしまう。
しかも、一生解けない「呪い」を解くために町の人達は永遠に終わりが来ない解除方を探している。
この「呪砲」の解説がまた凄い設定であり、
- 人々の呪いを核として発動する為に、“生きた人間が生贄” として使用されて、そのまま ”弾” となって発射する。(発射と同時に生贄は死亡(消滅)する。)
- 生贄自体の意思など関係なく「 “呪い” を強力にするにはどうする? そうだ、こいつをギリギリまで苦痛を与えて、生贄を生かしたまま拷問が行えば最強じゃね?」っということで威力が増すという代物。さらに弾となる生贄は当てるターゲットと関係が深い程、威力が増すオプション付きとか最悪レベルである。
今日はBOF4発売から20周年なんだね、20年…オォウ…
神皇様とか神皇様とか神皇様とか好きだったなぁ(うるさい)
呪いとかニエとか呪砲の設定とか恐ろしかったなぁ…今でもマジにユンナをボコりてぇって思うわ
— ぶたうさ@沼ァ… (@pokuusagi) April 26, 2020
そもそもの「エリーナ」を拉致した理由が鬱
ここに関しては記憶が虚ろだったのですが調べて納得した部分がありました。
エリーナ姫が拉致された理由に関してはフォウ帝国の敵側、連邦諸国合の希望であり全民から愛されているという理由から、「対象との関わりが深いほど威力が増す」という兵器「呪砲」の威力を最大限に引き出せるということでした。
さらにはエリーナの肉体を改造し、無理やり生かせば最高じゃないかという主観的観念、さらに実験を重ねれば最高の ”弾” になるんじゃねってことでした。
いや、自分でもこの記事書いてて嫌悪感が本当にヤバい。
ブレス4、ストーリーまた見たいのですが、フォウルを見ると無条件で泣くし、マミさん見たら号泣するし、エリーナ救出の前のダンジョン見たら多分吐くし、ユンナを見た瞬間高速で殴り飛ばす
— いちい (@ichii_a) September 21, 2019
最後に。
いかがだったでしょうか。
「大貝獣物語」と並ぶ鬱展開RPGとしては名前が上がる「ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの」。
この凝った内容は2000年の時は多くの子供立ちを悩まさせ苦悩させ、ラストの選択肢によって世界を滅ぼすバットエンドは最高にびっくりしたことでしょう!
現在はPSアーカイブスでプレイするのが一番簡単だと思いますのでご興味がある方は是非プレイしてみてください!
色々と切ないですよ…!
ではでは!
鬱ゲー紹介する魁堵(かいと)でしたー!