『ポポロクロイス物語』は元祖癒されRPGで、PSでは感慨深くておすすめできる。

PS

 

 

どうも! 魁堵(かいと)です!

さっそくではありますが、1996年にPS(プレイステーション)で発売された、

「ポポロクロイス物語」をご存じでしょうか。

多彩なアニメーション風キャラデザインでに建物グラフィック、そして戦闘システムに難易度までも、20年以上前とは思えない綺麗さと面白さを誇るゲームでした。

ロールプレイングゲームなのに “ほのぼの” とした感じに、感動と癒しを与えてくれたのは最近のこと。

 

今回はこの「ポポロクロイス物語」のPS(プレイステーション)シリーズ作品に焦点をあてて魅力を紹介します!

 

 

さぁ、癒しの世界に飛び込もうか。

 

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『ポポロクロイス物語』とは?

©Yohsuke Tamori ©Yoshifumi Hashimoto (Marvelous Inc.) ©2015 Marvelous Inc.

出典元:『ポポロクロイス牧場物語』公式サイトから引用

「田森庸介」先生の4コマ漫画が先駆けの作品。

皆さんご存じの『ピエトロ』が主人公である作品を「ピエトロ世代(PS、PSP、3DS)」でその息子の活躍劇である『ピノン』を「ピノン世代(PS2)」になり今回は「ピエトロ世代」がメインの作品となります。

一貫してメインのテーマが「癒し」と「感動」なので涙ポロポロポポロクロイスと共感し、良い感じに癒されるRPG。

 

タイトルは、イタリア語の「ポポロ(人々)」とフランス語の「クロワ(交差)」から創られた造語です。

 

『ポポロクロイス物語』主要登場人物

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「ピエトロ王子」(CV. 高山みなみ[Ⅰ・ロ]/折笠愛[Ⅱ])

主人公。

正義感が強くて好奇心旺盛でのんびりした性格という三拍子揃った逸材。

さらにナルシアと良い感じであり、後にプロポーズして結婚するのはまた別のお話。

※CVが「高山みなみさん派」と「折笠愛さん派」でネットで勃発した…かもしれない。

 

「ナルシア」(CV. 三石琴乃[Ⅰ]・白鳥由里[Ⅱ])

ヒロイン。

とんがり帽子(ドラクエじゃないよ)を被っている女の子。

魔女だが魔法は修行中の為にあまり使えないが「ホーリーバースト」が強すぎる。

とても優しい少女だが、特有の引っ込み事案で積極的な性格。

ピエトロとは良い感じであり、後に色々と涙して感動するのはまた別のお話。

※CVの白鳥由里さんが合いすぎている…。

 

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「白騎士」(CV. 池田秀一[Ⅰ]・江原正士[Ⅱ])

最強仲間。

白い変な騎士として有名だが、声優が「赤い彗星」こと”シャア”のCV池田秀一さんだったのは今でも有名な話。

シリーズ通して強い、いや永遠にこいつパーティに入れてる。

※CVが江原正士さんになっても、それはそれで馴染むのが白騎士。

 

「ガミガミ魔王」(CV. 大塚明夫[Ⅰ・Ⅱ])

大塚明夫氏。

仲間になった瞬間に使い勝手の良さに、もう大好きになるオジサマキャラ。

男のロマンを追いかける玄人好みでもある。

※自称悪の魔王であり、大塚明夫さんにしか見えない。

 

『ポポロクロイス物語』(1996年)

「ポポロクロイス物語」シリーズの第1作かつ名作。

マップや町、ダンジョンが全て同じ間隔(スケール)で描かれており、プレイする側に違和感を抱かせることがないのが特徴。

オーソドックスなRPGではあるが、エンカウントバトルの移行がスムーズに展開され飽きさせない点と、一つマップが変わる瞬間に敵が恐ろしく強くなるのがドラクエ1のようなドキドキ感も味わえる。

キャラクターが技を使うたびにボイスシステムを搭載しているので誰もが「かぜのやいば」「ホーリーバースト」とプレイしながら叫び、無駄に敵を倒しまくるのも楽しめるところ。

おみやげシステムというコレクターズアイテムを無駄に集めたくなるのも面白い一つである。

PSでは約40万本以上の売り上げを記録している。

 

  • キャッチコピーは『お母さんを返せ!』

 

『ポポロクロイス物語』ストーリー

©1996 Sony Computer Entertainment Inc.
©YOHSUKE TAMORI

出典元:ポポロクロイス物語 | ソフトウェアカタログ | プレイステーションから引用

「ピエトロ」王子(ポポロクロイス王国)が10歳になった誕生日の夜に変な兜をしている「ガミガミ魔王」という自称盗賊が乗り込んできて「知恵の王冠」を盗んだ所からお話は始まります。

王冠を取り返すために、10歳という年齢に関わらず人生初の冒険の旅に出かけて、さぁ大変。

途中で出会った分けのわからない仲間(魔法ねぇちゃんや白い騎士みたいなやつ)に助けてもらいながらガミガミを粉砕します。

その後、母親の「サニア」が生きていることを知ったピエトロが旅に出るお話。

この作品の魅力:ほのぼのに惚れる、痺れる、感動するお話。

 

正直な所は内容がオーソドックスなRPGです。

©1996 Sony Computer Entertainment Inc.
©YOHSUKE TAMORI

出典元:ポポロクロイス物語 | ソフトウェアカタログ | プレイステーションから引用

ストーリー性、戦闘、BGM、キャラクターといったRPGの完成度が高く、欠点という欠点が見つからないのが現状です。

あえて挙げるとしたらエンカウント率が鬼高い。

先ほどにも記述しましたが、ガンガン進めて行くと敵が恐ろしく強く、すぐに全滅してしまいます。(しっかりレベルを上げましょう)。

戦闘を楽しむ、ストーリーを楽しむ、感動する、涙ポロポロポポクロイス。いやはや、面白い。

このゲームがきっかけで「ポポロクロイス」シリーズにハマってしまったのは内緒の話。

当時中学生の時にプレステで初めてまともにプレイしたRPGが「ポポロクロイス物語」でした。

当時はFF7やらアークザラット、タクティクスオウガなど当時は全然合わなくて(今は大好きですが)、ふと購入したのがこの作品であり、私自身も思い入れが非常に強い作品でもあります。

「プレステでこんなに綺麗で細かいゲームで、しかもほのぼのとしてて良いな」みたいな感じで夢中でやってました。

友人達は誰もこのゲームを知らなかったのは今でもいい思い出。

 

『ポポローグ』(1998年)

前作の『ポポロクロイス物語』の2年後。

話の流れ的に続編にあたりそうだが、 “番外編的な位置付け” になります。

傭兵システムと良い、よくわからないキャラを趣味で雇ってダンジョンに向かうというクロノ・クロス的要素含んでおり、トルネコや、チョコボのようなローグライク特有の自動生成ダンジョンです。本当に迷う。

だが、ローグライ好きにはもってこいの本作であり、前作にはなかったゲーム性のやり込み要素が満載である。

エンカウント方式からシンボルエンカウント(モンスターがいるのでぶつかると戦闘)になりました。

PSでは約20万本以上の売り上げを記録している。

 

  • キャッチコピーは『お父さんのバカ!』

 

『ポポローグ』ストーリー

©1998 Sony Computer Entertainment Inc.
©YOHSUKE TAMORI

出典元:ポポローグ | ソフトウェアカタログ | プレイステーションから引用

ピエトロ王子がいつものように城を抜け出すおてんばぶり。

丘の上でのんびりと空を眺めていると突然黒い影がポポロクロイス全体を覆い隠し、まさかの異次元世界へと引き込まれます。

それは「夢幻フィールド(まさにチョコボ)」と呼ばれる異世界でありました。

この世界に調査に行かせたが案の定出かけた兵士たちが行方不明になるというお決まりの感じが最高すぎる。

さらに国王までが失踪…どうするピエトロ!?探しに行くよ!僕は!っといなくなった人々を連れ戻すのと、王国を元の世界に戻すために奮闘する冒険劇。

 

何故か忘れがちだが、ポポロマニアには名作。

©1998 Sony Computer Entertainment Inc.
©YOHSUKE TAMORI

出典元:ポポローグ | ソフトウェアカタログ | プレイステーションから引用

まずは難易度のバランスが絶妙であるのがポイントの高い所。

強すぎず、弱すぎず…色々と傭兵との知恵を使いながら戦うのが大きな魅力です。

やり込み要素も増えたので前回の「ポポロクロイス物語」とは違いクリアしたら終わりではなく、伝説の武具イベント(最弱武器を最強に)、ロボット傭兵作成(パーツを集めるイベント)、さらに前作同様の「おみやげ」システムなど、知恵を絞ってきやがったソニーめ…最高ですか。

モンスター図鑑とかもあります。クリア後にはローグライ特有の無限ダンジョン的なものもあるのが良いですよ。

後は忘れてはいけないのはストーリーの完成度の高さが光、今回は激しく活発に行動するパウロ国王の姿(このジジイ最高かよ…)にピエトロは不信を抱きながらも終盤に泣かせに来るのは卑怯すぎる。

中3の冬「おお!ポポロクロイスの2作目がでるのか!」っと思いウキウキで購入したのを覚えており、「え?なんか前作と違うぞ?」っと思いプレイしてみたのですが、全くローグライRPG(今はチョコダンやトルネコ鬼ハマり)が受け付けなかったのを覚えています。

まず傭兵というシステムが受け付けない、ダンジョンが変わる、シンボルエンカウントなど全部嫌気がさしちゃったんですよね…。

ですが、1年後に再び挑戦してみるとさくさく進めてしまい、いつのまにか友人に一風変わったローグライとして薦めるまでになりました。

 

『ポポロクロイス物語2』(2000年)

初期作『ポポロクロイス物語』の2年後という設定で始まる第三弾(時系列的にはポポローグのすぐ後)。

膨大なストーリー量の為にCD-ROMが3枚組という構成。

「おみやげ」は前作から全て引き継ぎ可能なのは相変わらず趣味に勤しむコトが可能である。

初期作を全て継承している為に馴染みやすいのが特徴であり、「愛」や「仲間」が強く描かれているのでメッセージ性がより厚くなり、感情移入しやくなったのがポイントです。

主要イベントはフルボイス、さらに合間合間でのアニメーションとかの気合の入れようが涙ポロポロポポロクロイス。

 

  • キャッチコピーは『2人の恋に、涙がポポロ』

 

『ポポロクロイス物語2』ストーリー

©2000 Sony Computer Entertainment Inc. ©Yohsuke Tamori

出典元:ポポロクロイス物語II | ソフトウェアカタログ | プレイステーションから引用

氷の魔王(Ⅰの時のラスボス)との戦いから2年後のお話。

ピエトロは、王位継承の儀式のために誰もが通る道『王家の洞窟』へと足を運んだ。

洞窟の奥で「知恵の王冠」を手にした瞬間に”バスカル”と名乗る色男が現れて彼に予言を伝え問いを投げかける。

「お主にとって本当の王の宝とはなにか?」

それから3年の月日が流れ未だにあの時の問いの答えがわからずにいた。ある日、竜が現れたぞ!と報告が入る…!

この竜事件をきっかけに、ピエトロはまた世界の命運を賭けた命がけの戦いに愛をひっさげ挑んでいくってお話。

本当の宝を探すために。

 

今、販売されている作品の中でも歴代最高傑作

©2000 Sony Computer Entertainment Inc. ©Yohsuke Tamori

出典元:ポポロクロイス物語II | ソフトウェアカタログ | プレイステーションから引用

正直言うとゲーム難易度は非常に低いと思います…!が、初めてRPGをやってみようと思う人には丁度良いバランス。

ストーリーが群を抜いて最高傑作なのは間違いないです。

「愛」という大きなテーマに全体像がしっかりとわかり、心温まる展開が繰り広げられます。

ピエトロとナルシアの「恋愛」という焦点が本当に…このやろう…胸を締め付けさせやがってという気持ちになります。

だけどもラスボスよりも遥かに強いと感じた第四章のボス「ガープ」。

メタモルフォーゼとかいう(ドラクエでいうとモシャス)技を使ってきた瞬間に、他のキャラならまだマシなのですがピエトロに変身された時に一気に絶望感でコントローラーを投げました。

他の技を使ってくるのならまだマシなのですが「竜変化」で無双されて全滅。この時、このゲームなめてた淡い思い出。

発売された2000年は丁度「サモンナイト」や「FF9」「DQ7」「ときメモ2」など豊作の年であり、この作品は完全にスルーしてました。

ですが、ふと時期外れでファミ通を読んでいたらレビューで好評。

久しぶりに買うかと意気込んだら、再びポポロにどっぷりハマった私でした。

そして、ピエトロとナルシアに終始感動してましたとさ。

 

最後に。

PS「ポポロクロイス」シリーズは今はPSアーカイブが一番簡単に遊ぶことができますので、PS3やVitaがある方は是非癒されてみてください!

この作品のトータルバランスは悪くないかと思いますので気軽にかつ、簡単にプレーできるかと思います。

これでアナタも涙ポロポロポポロクロイス。

※ちなみに牧場物語とコラボした「ポポロクロイス牧場物語」というゲームも中々楽しめます。

 

ではでは!

ほのぼのRPGを紹介する魁堵(かいと)でしたー!

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